2018年10月3日
ポンドはトレンドが出るか!? 英国党大会終了! ~10月3日の戦略と注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
◎保有中のポジションと戦略
EUR/USDのShortポジションは半分決済。 昨日大きく下落したEUR/USDですが”1.1500”を割り切れなかったので、折り返したタイミングで半分決済。 ”1.1620”にストップを置き、”1.1500”を割り込むと決済したポジションを追加したいと思います。
CAD/JPYのLongポジションはホールド中。 Long目線は変えず、90円台を狙っていきたいですが、決済ポイントの一つに”88.00”を考えています。 週末には雇用統計を控えていることから、全決済するか一部決済を考えています。 特に窓を開けているので、窓を閉じにいく可能性は注意したいと思います。
その他に、ポンド注目しています。 本日は英国保守党大会が最終日です。 最終日にはメイ首相のスピーチが予定されています。 例年、スピーチは波乱が起きる可能性が高いです。 党大会終了後にトレンドが出そうであれば、1日~2日くらいのイメージでポジションを持ってみたいと思います。
◎本日の注目点
1)イタリア予算案関連
イタリアの長期金利の急騰が懸念されています。 独伊長期金利差の拡大に注目です。 また、予算案の再検討になるのか!? 強引に押し通すのか!? 方向性にも注目しています。 先日から関連発言が多数出てきています。 発言の内容と状況においては、別でまとめたいと思います。
↓↓↓イタリア予算案の注目点は以下も参照ください↓↓↓
イタリア発、財政危機なるか!? イタリア予算案とユーロ下落について解説!!
2)英国・保守党大会
本日最終日です。 昨日は、ボリス・ジョンソンのスピーチに注目が集まりました。 内容はメイ首相の離脱案を真っ向から否定。 ただ、最後の締めにメイ首相を応援しましょう! メイ首相を支持します! 党が1つになって、、、と発言。 これにより、ボリス・ジョンソンがメイ首相に代わって首相の座を狙うのではないか!? という懸念材料がなくなったことで一時ポンド上昇しました。
今日のメイ首相のスピーチが最大の注目点です。 例年、スピーチ前後で大きく動くことが多いようです。 注意したいと思います。
3)トルコCPI(消費者物価指数)発表
前回の金融政策決定会合で大幅に利上げしました。 その後のCPI(消費者物価指数)です。 どのくらいの数字が発表されるのか!? 追加利上げが必要になるほどの数字なのか注目です。 前回利上げで、一旦落ち着いているトルコリラですが、今日の発表次第では、再度売りが進み始める可能性もあるので注意したいと思います。
◎本日の経済指標スケジュール
10/3(水曜日)
英国・保守党大会
10:30 AUD 住宅建設許可件数
15:30 SEK スウェーデンサービス業PMI
16:00 TRY トルコCPI(消費者物価指数)
16:50 EUR フランス サービス業PMI
16:55 EUR ドイツ サービス業PMI
17:00 EUR 欧州サービス業PMI
17:30 GBP 英国サービス業PMI
18:30 GBP メイ首相・保守党大会スピーチ(予定)
19:30 USD エバンス・シカゴ連銀総裁発言
21:05 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言
21:15 USD ADP雇用統計
22:45 USD マークイット総合PMI
23:00 USD ISM非製造業景況指数
23:30 USD 原油在庫量
10/4(木曜日)
03:00 USD ブレイナードFRB理事発言
03:15 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言
05:00 USD パウエルFRB議長発言