2020年11月18日
マーケットの注目はリスクオンかリスクオフか!? 「11月18日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日、日経平均は終値ベースで26000円キープしました。
コロナワクチン期待で、株価の底が上がってきています。
早ければ11月末にも、最終治験が終了したコロナワクチンが緊急承認されるのではないかとみられています。
追加のワクチン報道、特にワクチン承認の報道が出てくると、また大きな上昇に繋がるのではないかと期待しています。
ただ、同時に、欧米ではコロナ感染者数や重傷者数が拡大して、ロックダウンや外出規制なども広がっているので、こちらも気をつけていたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)リスクオン・オフ
マーケットの注目はコロナワクチンなどによるリスクオンに集まっています。
ただ、ワクチン報道によるリスクオンは長続きせず、戻してきています。
本日も、次のリスクオン要因が出てこないか、ワクチンに関する報道が出てこないか注目です。
逆に、コロナの拡大やロックダウン(都市封鎖)や外出規制などが出てくることで、リスクオフに傾く可能性もあるので要注意です。
マーケットがどちらに傾いているのかを、株価やVIX指数、金や債券利回りなどを見ながらしっかりと把握しておきたいと思います。
2)CPI(消費者物価指数)
本日は英国とカナダでCPI(消費者物価指数)が発表されます。
金融政策に影響を与える重要指標です。
コロナで景気悪化している状況なので、どこまで反応があるかわかりませんが、物価指標であるCPI(消費者物価指数)によってマーケットが反応する相場が戻ってくるのかどうか、値動きに注目しています。
3)離脱協議
明日、EUサミットが予定されていて、英EU離脱協議に関して節目の日となりそうです。
先日の発言で来週にも合意する可能性について出てきていますが、詳しい内容や確報が出てきていません。
漁業権や補助金問題、司法権など折り合えていない部分で、どちらが妥協して、どのような内容になったのかなどの発言が出てくるとマーケットが反応すると思われます。
来週合意することが本当であれば、今日・明日くらいには徐々に内容が漏れ聞こえてくるのではないかと注目しています。
◎本日のイベントスケジュール
11月18日(水曜日)
16:00 GBP 英CPI(消費者物価指数)
19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)
19:30 GBP ホールデンBOE主席エコノミスト発言
22:30 USD 米建築許可件数
22:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)
11月19日(木曜日)
EU首脳会議
00:00 USD エバンス・シカゴ連銀総裁発言
00:00 EUR ラガルドECB総裁発言
00:30 USD 原油在庫量
01:30 GBP ベイリーBOE総裁発言
02:15 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
03:20 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言
09:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言
09:30 AUD 豪雇用者数増減・失業率
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