2024年8月7日
マーケットは落ち着きを取り戻すのか? 「8月7日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は月曜日の荒いマーケットの流れを引き継ぎ、ボラティリティの高い1日となりました。
日経平均は3217.04
RBA理事会では市場予想通り据え置きを発表しましたが、マーケットが注目していた政策スタンスはタカ派のまま、理事会では英上げが検討されていたと伝わると豪ドル買いで反応しています。
本日は重要指標がなく、リスクオフが注目される展開を予想しています。
少しづつボラティリティは低下してきていますが、まだまだ荒れる可能性があるので注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)リスク要因
先週発表された米指標が市場予想よりも弱かったこと、日銀が利上げしたうえで追加利上げの可能性を匂わせたことで日米の株価下落、日米から波及してオセアニアや欧州の株価も下落するなど世界的株価下落となっています。
月曜日の日経平均は、-4,451.28円の下落、-12.4%の下落となりました。
日経平均の下落幅はリーマンショックや9.11ショックや東日本大震災、ブラックマンデーの下落幅を超えて過去最大の下落幅となりました。
ただ、下落率でみるとブラックマンデーに次ぐ、過去2番目の下落率となっています。
火曜日の日経平均は3217.04
景気・利上げにによるリスクオフだけでなく、米国大統領選挙や中東情勢などのリスク要因もあります。
再度リスクオフが進むのか?
リスクオフが後退するのか?
本日もリスクオフが注目の相場になるのではないかと考えています。
◎本日のイベントスケジュール
8月7日(水曜日)
10:30 JPY 内田日銀副総裁発言
23:00 CAD カナダIveyPMI
23:30 USD 原油在庫量
8月8日(木曜日)
02:00 USD 米10年債入札