マーケット本格始動、中東リスクをどう織り込む!? 「1月6日の注目点とイベントスケジュール」

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2020年1月6日

マーケット本格始動、中東リスクをどう織り込む!? 「1月6日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

米国のイラン攻撃が核合意・ホルムズ海峡など中東情勢リスクに発展しています。

 

米国vsイランは武力衝突に発展するのか!?

また、各国がどちらにつくのか!?

第3次世界大戦!?

 

など、話題になっています。

さすがに世界大戦はないと思いますが、世界を二分する原因になるかもしれません。

 

また、ある見方では中東リスクは長続きしないとも言われています。

武力衝突に発展しなければ、リスクはフェードアウトしていく可能性もあるのかなぁ…とも思っています。

 

 

目次

◎本日の注目点

 

1)中東情勢

 

先週末から中東情勢が緊張感が高まっています。

米国がイラン革命防衛隊司令官を殺害、攻撃したことでイランは反発・報復をほのめかしています。

イランが報復攻撃、米国がさらなる報復攻撃…と報復攻撃合戦にならないか注目です。

 

報復攻撃以外にも注目しているのが、ホルムズ海峡と核合意です。

イランは核合意でウラン濃縮を控えてきました。

ただ、今回の米国からの攻撃でウラン濃縮を無制限に行うと言っており、核開発!?と思えてきます。

また、昨年も噂になったホルムズ海峡の閉鎖も気になります。

 

 

2)各国の対応

 

上記の中東情勢リスクを受けて、各国の対応が気になります。

昨年末、イランと合同軍事演習を行った中国とロシアはイランの味方をするのではないかと思われます。

もともと、米国と対立関係にあるのでイラン発の対立軸が出来るかもしれません。

 

イラクには米軍がいますが、イラク議会は米軍の撤退を請求しています。

イラクはイランにつくと思われます。

 

あとは、欧州や日本がどのような対応をとるのか、米国に賛同するのか、中立の立場をとるのか、米国が世界の理解を得られるかが注目点になってくると思われます。

 

 

3)大発会

 

本日は、東証大発会です。

年始休暇の間にリスクオンからリスクオフ相場になり、日経先物は大きく下落しています。

本日の株式市場の動きがどのようになるのか注目です。

 

日本をはじめ、一足早く取引の始まっている欧米も相場参加者が戻り、本格的に相場がスタートし方向性が出始めます。

各マーケットの動きに注視していきたいと思います。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

1月6日(月曜日)

 

東京証券取引所 大発会

 

10:45 CNY 財新サービス業PMI

17:45 EUR イタリア総合・サービス業PMI

17:50 EUR フランス総合・サービス業PMI

17:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI

18:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI

18:30 GBP 英サービス業PMI

23:45 USD 米総合・サービス業PMI

 

 

 

 

 

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