ミシガン大学消費者信頼感指数の期待インフレ率に注目! 「8月12日の注目点とイベントスケジュール」

TOP > 注目点とイベントスケジュール > ミシガン大学消費者信頼感指数の期待インフレ率に注目! 「8月12日の注目点とイベントスケジュール」

2022年8月12日

ミシガン大学消費者信頼感指数の期待インフレ率に注目! 「8月12日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日の米PPI(生産者物価指数)も予想を下回り、米国は本格的にインフレピークアウトが進んでいるのではないかと見られています。

PPI(生産者物価指数)発表後は米金利が低下し、一時ドル売りが進みました。

 

本日はミシガン大学消費者信頼感指数や英GDPなどが予定されていますが、それ以外は夏休みで取引量が低下し小動きで方向感のない展開になるのではないかと思っています。

目次

◎本日の注目点

 

1)経済指標

 

ミシガン大学消費者信頼感指数

FRBによるハイスピードの引き締めと物価高による景気後退懸念による消費者の景況感を確認したいところ。

特に注目は期待インフレ率で、期待インフレ率が予想通り下がっているようであればインフレピークアウトが意識され9月FOMCの0.5%利上げの可能性が高まるのではないかと思っています。

CPI(消費者物価指数)の結果を受けて、9月の利上げ確率は0.5%の可能性が高くなっています。

期待インフレ率が予想以上の結果となれば、インフレ抑制のために9月0.75%利上げの可能性が高まるのではないかと思っています。

 

 

 

英4~6月期GDP(速報値)

英国は物価高と英中銀の引き締めの影響から景気後退が懸念されています。

英中銀は米国やカナダ、ニュージーランドに比べて利上げペースがゆっくりです。

今回のGDPは速報値なので予想と結果が乖離する可能性があります。

予想よりも悪い結果だった場合は次回の英中銀の利上げペース鈍化に繋がるのではないかと注目しています。

逆に良い結果で、英国経済の底堅さが見えてきた場合は利上げペース加速に繋がるのではないかと思いま

 

 

 

 

2)リスク要因

 

欧米はすでに夏休みに入り取引量が低下しています。

さらに日本もお盆休みに入ることから本格的に取引量が低下するのではないかと思われます。

取引量が低下することでストップやリミットが効かず、思わぬ価格で決済されるリスクや、フラッシュクラッシュのリスクが出てくるのではないかと思っています。

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

8月12日(金曜日)

 

08:30 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言

15:00 GBP 英4~6月期GDP(速報値)

15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(改定値)

16:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)(改定値)

23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数

23:00 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言

 

 

8月13日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND