2022年4月26日
リスクオフの流れは続くのか!? 「4月26日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はリスクオフによるドル高・円高が進みました。
リスク要因としては中国景気、ウクライナ情勢、英国政治不安、主要中銀の引き締めによる株価下落などが挙げられます。
複合的なリスクオフの為、本日も継続するのか注目しています。
目次
◎本日の注目点
1)リスク要因
中国リスク
中国ではゼロコロナを目指しロックダウンの長期化・拡大が懸念されています。
ロックダウンにより中国経済が後退するのではないかと懸念され、鉄鉱石や原油価格が下落、資源国通貨の下落に繋がっています。
特に経済のつながりが強いオセアニア通貨の下落幅が大きくなっています。
中国のロックダウン状況、ヘッドラインに注目しておきたいと思います。
英政治不安
英国のジョンソン首相の辞任は避けられないと英タイムズ紙が報じています。
昨年からロックダウン中にパーティーに参加したなどのスキャンダルのあったジョンソン首相ですが、とうとう追い込まれたのかもしれません。
英タイムズ紙の報道がどこまで信憑性が高いかわかりませんが、首相の辞任となれば政治不安が出てきてポンドの上値が重くなるのではないかと思います。
すでに支持率の高くないジョンソン首相がやめて、違う支持率のある首相が誕生した方が英政治不安は払拭できそうな気もしていますが、当面はポンドの上値が重くなる可能性を考えて英国政治に関するヘッドラインに注意しておきたいと思います。
2)円安
昨日はリスクオフの流れからドル高・円高が進みクロス円は下落しました。
ドル高が進んでいることからドル円の下落は限定的でした。
最近、円安が大きく進んでいることから、リスクオフをキッカケに大きく調整される円買いが進む可能性があるので注意しておきたいと思います。
ただ、リスクオフが後退した場合は、再度円安が進む可能性があります。
リスク要因に注目しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
4月26日(火曜日)
18:00 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言
21:15 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言
21:30 USD 米耐久財受注
21:55 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言
23:00 USD 米消費者信頼感指数
4月27日(水曜日)
02:00 USD 米2年債入札
10:30 AUD 豪四半期CPI(消費者物価指数)
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