2019年11月18日
リスクオン相場は続くのか!? ~11月18日の注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
先週末は米中協議の進展期待からリスクオンに傾き、米株3指数はともに最高値を更新しました。
クロス円・クロスフランは上昇し、円売り・フラン売り・資源国通貨買いと典型的なリスクオン相場の動きとなっています。
英国でも、与党保守党が有利になってきているようで、ポンドが買われているようです。
世界的にリスク要因が後退し、恐怖指数は低水準の一桁目前となっています。
本日もこのままいくのかが注目です。
目次
◎本日の注目点
1)米中協議
先週に引き続き、今週も米中協議の進展でマーケットが振り回される展開となりそうです。
先週末はポジティブに動いていますが、このままいくのかどうかは不透明です。
本日は、香港人権法案が上院で審議されるのではないかという情報もあります。
下院ではすでに可決しており、下院で可決した際には中国から批判が出てきました。
上院でも可決した場合は、米中協議決裂の火種になるのではないかと思っています。
本日もヘッドラインに注目です。
2)英国選挙
週末に世論調査が出てきて、与党保守党が野党労働党に10ポイント近くリードが発表されました。
ブックメーカーの予想でも、与党保守党が過半数を獲得する確率が50~60%となっています。
ともにポンドにはポジティブです。
本日も世論調査・支持率、ブックメーカーの予想、ブレグジット党の動向に注目です。
今回の選挙のキーマンになっているのが、ブレグジット党のファラージ党首です。
ファラージ党首が保守党に協力的か、敵対するのかで選挙の結果が大きく変わってくるため、注目度が上がっています。
3)その他リスク要因
・Brexit関連と英国総選挙の支持率
・イタリアやフランスの予算案問題
・米中関係
・香港デモ
・北朝鮮ミサイル問題
・IS(イスラム国)
・米対イラン
・欧州(NATO)対イラン
・トランプ弾劾問題
・トルコと難民問題
◎本日のイベントスケジュール
11月18日(月曜日)
18:00 EUR デギントスECB副総裁発言
22:20 EUR レーンECB専務理事発言
11月19日(火曜日)
02:00 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言(2020年投票権)
07:00 AUD ケントRBA総裁補佐発言
09:30 AUD RBA理事会議事要旨(11月5日分)