2021年8月30日
リスク要因と米金利に注目! 「8月30日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
先週は注目されていたジャクソンホール・シンポジウムで年内のテーパリング開始が示唆されました。
また、週末にアフガニスタンで空爆なども行われているます。
本日は、ジャクソンホール・シンポジウムの内容とアフガニスタン問題を消化していく展開となりそうです。
また、本日は英国が休場なので、欧州市場は取引量が低下することにも注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)リスク要因
今週もアフガニスタン問題がマーケットに影響しそうです。
週末には米軍によるアフガニスタン攻撃、またアフガニスタンで爆発が確認されるなど、武力的な衝突が懸念されます。
被害状況にもよりますが、アフガニスタンに関するヘッドラインには耐性がついてきたのではないかと思われ、リスクオフは一時的ではないかと思っています。
ヘッドラインでリスクオフになった場合は、逆張りで考えていきたいと思います。
ただ、難民問題やバイデン大統領の支持率など政治的な問題に発展した場合は、問題が長引き、リスクオフも長引く可能性があるので注意したいと思います。
2)米金利
先週のジャクソンホール・シンポジウムを終えて、年内のテーパリング開始期待が高まっています。
FOMCメンバーからは多数のタカ派発言が出てきています。
本日は要人発言は予定されていませんが、急遽発言が出てきたり、米指標の結果などでテーパリング期待が高まり、米金利が上昇しないか注目です。
米金利が上昇すると米ドル買いに繋がると思われるので注目です。
◎本日のイベントスケジュール
8月30日(月曜日)
英国休場(サマーバンクホリデー)
16:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)
18:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数
21:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)
23:00 USD 米中古住宅販売保留
8月31日(火曜日)
10:00 CNY 中国製造業・非製造業PMI
10:30 AUD 豪建築許可件数
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