2022年1月25日
リスク要因と金利と株価に注目! 「1月25日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日、米国株しい市場ではダウ平均が一時1000ドル超の下落、その後は引けにかけて上昇しプラスに転じて取引を終了しています。
株価下落の要因は予想を下回ったNetfllixの決算発表や、引き締めを急ぐFRBを懸念してのことだと言われています。
本日はFOMCを控えて大きなイベントはありませんが、方向感が掴みづらい状況でボラティリティだけは高くなるような状況が予想されます。
リスク管理に注意しておきたいと思っています。
目次
◎本日の注目点
1)金利と株価
米金利と米株のボラティリティが高くなっています。
昨日のダウ平均は一時1000ドル超の下落となりましたが、引けにかけて上昇しプラスに転じるなど、1日で往復2000ドル以上の値動きとなっています。
本日もFOMCを翌日に控えて、憶測や観測で金利や株価が上下に動く可能性が高いのではないかと注目しています。
また、米企業の決算発表の続いており、先週発表されたNetfllixの予想を下回る決算が嫌気された影響も株価下落の要因となっていることから、さらなる株価下落要因に繋がる決算が出てこないか注目です。
株価が下落するとリスクオフに繋がり、ドル買い・円買い・フラン買いに繋がるのではないかと注目しています。
2)リスク要因
上記の株価下落の他にウクライナ情勢がリスク要因として受け止められています。
ウクライナを巡る情勢は緊迫感が高まっています。
ロシアは強硬姿勢をとっており、欧米との対話も平行線をたどっており、いつ制裁などの具体的な対立に発展するのか注目です。
ロシアはウクライナ国境付近に軍を展開、ロシアからのスパイがウクライナ側に入っておりスパイが攻撃のキッカケを作ろうとしていると米国は主張しており、「ロシアがウクライナに対していつ攻撃
軍事衝突や制裁合戦などに発展した場合は大きくリスクオフに傾く可能性があるので要注意です。
現在はウクライナリスクの高まりはユーロの重しとなっています。
ウクライナを巡り緊迫した状況でロシアは先日、中国とイランと合同で軍事演習を行っております。
ロシア・中国・イランなどの独裁国家?共産主義?と欧米英の対立とった場合は世界的リスクオフが進む可能性があるので、それぞれの国の動きにも注目しておきたいと思います。
3)豪四半期CPI(消費者物価指数)
本日は豪州四半期CPI(消費者物価指数)が発表されます。
欧米で物価上昇が問題となっており、英中銀やFRBは引き締めを急ぐ展開となっています。
豪州でも物価上昇が進んでいる可能性が高く、予想以上の物価上昇が進んでいた場合は引き締めを加速させる可能性があるので注目です。
豪州は来年利上げといっていましたが、年内利上げに期待が高まっています。
四半期CPI(消費者物価指数)の結果によっては、さらに前倒し期待に繋がる可能性があります。
◎本日のイベントスケジュール
1月25日(火曜日)
09:30 AUD 豪四半期CPI(消費者物価指数)
17:00 EUR ホルツマン・オーストリア中銀総裁発言
18:00 EUR ドイツIFO景況指数
1月26日(水曜日)
00:00 USD 米消費者信頼感指数
03:00 USD 5年債入札
06:45 NZD NZ貿易収支
08:50 JPY 日銀金融政策決定会合における主な意見
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