先週は円安が続き、ドル円やクロス円が大幅上昇する展開となりました。

円安トレンドは継続するのではないかとの見方が強く、今週も円安トレンドが注目されそうです。

 

早朝に発表されたNZ四半期CPI(消費者物価指数)は、予想を上回る結果が出てきたことで、もう1回の利上げは確実ではないかと思われます。

利上げに関しては、だいぶ織り込みが進んでいたこともあり、CPI(消費者物価指数)の発表後のNZドルの値動きは緩やかな上昇となっています。

 

◎本日の注目点

 

１）要人発言

 

FRBは来年22年に1回の利上げをかなり織り込んでいると言われています。
なので、利上げ先送りという内容の発言が出てくると、米金利の低下、ドル売りに繋がる可能性があります。

また、逆に来年2回の利上げや、23年の利上げ回数などについて発言が出てくると、米金利上昇。ドル買いに繋がるのではないかと注目しています。

 

BOEは11月の利上げについて注目が集まっています。

11月の政策発表はSuper Thursdayで、政策変更をする可能性が高い政策発表の回となっています。

利上げに関するヒントが出てくるとポンド買いに繋がるのではないかと注目しています。

 

 

 

２）中国リスク

 

中国恒大集団がデフォルトを宣言するのではないかと警戒されています。

デフォルトを宣言した場合、中国株価(上海総合指数や香港ハンセン指数など)に影響が出てくる、また世界的な株価下落に繋がるのではないかと注目しています。

中国恒大集団に関するヘッドラインには気を付けておきたいと思います。

 

また、中国では電力不足が問題となっており、本日のGDP発表に注目が集まります。

景気後退が見えてくると、世界的に影響が出てくるのではないかと注目しています。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

10月18日(月曜日)

 

06:45　NZD　NZ四半期CPI(消費者物価指数)

11:00　CNY　中国GDP・鉱工業生産

18:30　USD　クウォールズFRB副議長発言

23:30　GBP　カンリフBOE副総裁発言

 

 

10月19日(火曜日)

 

03:00　USD　米月次財政収支

03:15　USD　カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言(23年投票権)

09:30　AUD　RBA理事会議事要旨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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