昨日は雇用統計の前哨戦となるADP雇用統計が発表されました。

予想を上回る結果が出てきましたが、前月分が下方修正されたことで強弱入り混じる結果に反応は限定的でした。

ただ、今月分が予想を上回ったことで、明日の雇用統計の期待感は高まりドル買いに繋がっているようです。

 

本日は中国共産党結党100周年やOPECプラス閣僚級会合、経済指標や要人発言も多数予定されており、大きな動きに繋がる可能性があるので注目しておきたいと思います。

また、本日から下半期スタートです。

 

◎本日の注目点

 

１）中国共産党結党100周年

 

本日7月1日は中国共産党の結党100周年です。

中国はこの記念日をとても重要視していて、何としても成功させたいと思っています。

本日までは周辺国からの圧力や攻撃に対して、挑発的な行動はせずに穏便に動くと思われますが、記念日を過ぎると今までの報復に動く可能性もあるので要注目です。

 

また、香港でも香港特別行政区設立記念日で休日となっています。

香港では民主派によるデモ活動があると言われており、中国は恐々姿勢でデモを抑えるのではないかと言われており、こちらもリスク要因になるのではないかと見られています。

中豪く初のリスクオフに注意しておきたいと思います。

 

 

 

２）OPECプラス閣僚級会合

 

原油価格は上昇してきており、OPECプラス閣僚級会合では協調減産が縮小されるのではないかと注目されています。

協調減産が縮小されれば原油価格の下落につながるのではないか、またカナダドルをはじめ資源国通貨に影響があるのではないかと注目しています。

 

 

 

３）経済指標

 

本日はISM製造業景況指数をはじめ、欧米英で製造業PMIの改定値、米新規失業保険申請件数など注目の指標発表が予定されています。

明日、雇用統計を控えているので大きなトレンドになるような動きにはなりづらいかもしれませんが、指標発表時の動きには注目しておきたいと思います。

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

7月1日(木曜日)

 

中国共産党結党100周年

香港特別行政区設立記念日（休場）

OPECプラス閣僚級会合

 

07:45　NZD　NZ建築許可件数

08:50　JPY　日銀短観

10:30　AUD　豪貿易収支

10:45　CNY　財新製造業PMI

15:00　EUR　ドイツ小売売上高

15:30　SEK　スウェーデン製造業PMI

16:00　EUR　ラガルドECB総裁発言

16:30　SEK　スウェーデン政策金利発表

16:45　EUR　イタリア製造業PMI(改定値)

16:50　EUR　フランス製造業PMI(改定値)

16:55　EUR　ドイツ製造業PMI(改定値)

17:00　EUR　ユーロ圏製造業PMI(改定値)

17:00　GBP　ベイリーBOE総裁発言

17:30　GBP　英製造業PMI(改定値)

18:00　EUR　ユーロ圏失業率

21:30　USD　米新規失業保険申請件数

22:45　USD　米製造業PMI(改定値)

23:00　USD　ISM製造業景況指数

 

 

7月2日(金曜日)

 

03:00　USD　ボスティック・アトランタ連銀総裁

04:00　GBP　ベイリーBOE総裁発言

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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