2021年5月28日
予算教書の発表に注目! 「5月28日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はブリハBOE外部理事の利上げ発言でポンドは急騰しました。
もともとマイナス金利を強く発言していたハト派のブリハBOE外部理事が、早期の利上げについて発言したことで急騰につながったと思われます。
また、米国では大規模な予算について報道が出てきたことから、米金利が上昇。
ドル高が進みましたが、それ以上に円安が進み、ドル円は一時109.90円まで上昇しました。
来週、注目の雇用統計を控えていることから値動きは限定的、閑散とした相場予想されていましたが、久しぶりの大きな値動きとなりました。
本日も昨日に続き大きく動く展開となるのか、雇用統計を控えて閑散相場に戻るのか注目です。
また、週末・月末要因としてロンドンFIXや仲値などの実需フローやポジション調整には気を付けておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)予算教書
昨日、一部報道として「6兆ドル規模の予算を提案する」との観測から米金利が上昇し、ドル高が進みました。
本日はバイデン大統領による22年会計年度の予算教書が発表されます。
昨日の観測報道が事実なのか、それとも減額・増額されているのかが見えてくると思われます。
昨日の観測報道で金利が上昇しているので、報道よりも減額されていれば金利低下、報道よりも増額されていれば金利上昇に繋がるのではないかと予想されます。
予算の内容次第で株価などにも大きな影響が出てくると思われるので、予算教書の発表に注目です。
2)PCEデフレーター
FRBが金融政策の判断に物価を注目していることから物価指標に注目が集まります。
物価指標として有名なのがCPI(消費者物価指数)が挙げられますが、本日発表のPCEデフレーターも重要視されています。
知名度としてはCPI(消費者物価指数)よりも少し下がりますが、政策の転換点が注目されている現在、PCEデフレーターの発表でも大きく値動きが出てくるのではないかと注目しています。
予想と結果の乖離が出てくれば大きなな動きとなる可能性が高いので要注目です。
◎本日のイベントスケジュール
5月28日(金曜日)
バイデン大統領22年会計年度予算教書発表
G7財務相・中央銀行総裁会議(オンライン)
15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)
16:00 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言
16:30 SEK スウェーデンGDP(1~3月期)
18:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数
21:30 USD 米PCEデフレーター
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
5月29日(土曜日)
00:00 CAD カナダ財政収支
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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