2022年6月8日
円安は続くのか? 「6月8日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は円安が進み、ドル円は133円を記録しました。
注目されていたRBA理事会は0.25%利上げか、それとも0.4%利上げかと注目されていましたが、結果は予想外の0.5%利上げとなり一時豪ドルが急騰しました。
本日は重要指標もなく、木曜と金曜にECB理事会や米CPI(消費者物価指数)を控えているので、動きづらい展開になるのではないかと思っています。
目次
◎本日の注目点
1)円安・円高
先週の米雇用統計以降、米金利が上昇しドル買いが進む一方で、日本は黒田日銀総裁の円安容認・緩和継続を強調したことで円安が進み、ドル円は一時133円を記録する展開となっています。
円安は対ユーロやカナダドル、ポンド、オセアニア通貨など主要通貨に対しても進んでおり、円独歩安の状況となっています。
本日は目立ったイベントもなく、木曜にECB理事会、金曜に米CPI(消費者物価指数)とビックイベントを控えていることから、取引の注目は円安に集まるのではないかと思われます。
この状況で逆張りは怖いので、円安トレンドに乗っていきたいと思っていますが、黒田日銀総裁や政府から円安けん制発言や出口戦略に関する発言などが出てこないかに注意しておきたいと思います。
円安けん制や出口戦略に関する発言が出てきた場合は、イッキに進んだ円安がイッキに巻き戻される可能性があるので注意しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
6月8日(水曜日)
08:50 JPY 日1∼3月期GDP(改定値)
18:00 EUR ユーロ圏1∼3月期GDP(確定値)
23:30 USD 原油在庫量
6月9日(木曜日)
02:00 USD 米10年債入札