2022年12月21日
円買い圧力は継続か!? 「12月21日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は日銀金融政策決定会合でYCC(イールドカーブ・コントロール)の金利誘導目標上限を±0.25%から±0.5%に変更したため、マーケットは利上げだと判断し円買いが進みました。
ドル円は137円台から一時130.50円付近まで、約7円の下落となっています。
円買いの影響でクロス円は軒並み大きな下落となっています。
本日も円買い圧力は強いまま、クロス円の下落は続くのではないかと思っています。
また、クリスマス休暇前で閑散相場も予想されるため、ストップが効かないなどのリスクには注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)円高
昨日の日銀金融政策決定会合で、YCC(イールドカーブ・コントロール)の金利誘導幅の変更で円買いが進んでいます。
ドル円は約7円の下落となっています。
この流れが続くのか、下落が続いた場合はストップを巻き込んで下落のスピードが加速する可能性があるので注意しておきたいと思います。
特に、クリスマス休暇前で取引量が低下しているので、荒い値動きになる可能性、ストップなどが効かない可能性に注意しておきたいと思います。
2)経済指標
カナダCPI(消費者物価指数)
カナダ中銀は主要中銀の中で先頭を切って利上げを進め、先頭を切って利上げ幅を縮小させてきています。
データ次第としていますが、利上げの終了も見えてきています。
CPI(消費者物価指数)が予想を下回り、物価上昇が落ち着いてきているようであれば、カナダ中銀の利上げは終了になるのではないかと思っています。
◎本日のイベントスケジュール
12月21日(水曜日)
22:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)
12月22日(木曜日)
00:00 USD 米消費者信頼感指数・中古住宅販売戸数
00:30 USD 原油在庫量