2019年7月22日
参院選終了! トランプ圧力のスタートか!? ~7月22日の注目点とイベントスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
今週、来週で注目の政策金利が発表されます。 マーケットの注目は政策金利に向いていて、今週前半は小動きになりそうな気がします。 また、今週来週の政策金利発表が終われば夏休み入り!?
また、ほとんど織り込まれていると思いますが、ボリス・ジョンソン首相誕生が明日・明後日に控えています。
注目点は少ないですが、どれも注目度が高くトレンドの転換点になりえるものばかりです。 注目の一週間のスタートです!
目次
◎本日の注目点
1)参議院選挙
自民党は最低限の勝利、過半数の議席を獲得しています。 朝の状況は窓開けもなくスタートしてます。
本日の東京市場、特に株式市場がどのような反応をするのか注目です。 また、参議院選挙が終わったことで、日米貿易通商協議や為替条項、中東・イラン・ホルムズ海峡…..防衛のための有志連合に参加するのかなどの問題に注目が集まりそうです。 どれも、円高に動きそうな要因ばかりなように感じます。
2)中東リスク
英国軍がイラン産原油を積んだタンカー拿捕、イランは報復なのか英国タンカーを拿捕。
米軍無人機ドローンをイラン革命防衛隊が撃墜、米国はイランの無人機ドローンを撃墜したと発表。
このような状況で、英国はイランに対して制裁を検討。 米国はホルムズ海峡の防衛のために有志連合のよびかけをしています。
トルコに関しても、ロシア製最新鋭防衛ミサイルシステム、米最新鋭ステルス戦闘機F35、ロシア製戦闘機など、こちらも軍事・武力衝突の火種が揃っています。 リスクオフの火種があるので、ヘッドラインには気を付けながら見ていきたいと思います。
3)米金利
先週、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁の発言で来週のFOMCで、0.25% or 0.5%利下げの見通しで揺れ動いています。 現在のコンセンサスは0.25%の利下げです。 今後の利下げ回数や、利下げ幅が拡大するようなら、ドル安が進むのではないかと思います。
今週は、ブラックアウト期間に入っているので、要人発言からは読み取れません。 そのため、米金利から読み取っていくしかありません。 米金利に注目が集まり、金利とドルの相関が高まると思います。 米金利の動向に要注目です。
◎本日のイベントスケジュール
7月22日(月曜日)
21:30 CAD カナダ卸売売上高
7月23日(火曜日)
英保守党党首選結果発表
00:00 JPY 黒田日銀総裁発言
07:30 AUD ケントRBA総裁補佐発言