2022年8月11日
取引量低下で方向感のない展開か!? 「8月11日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日、注目の米CPI(消費者物価指数)が予想を下回り、インフレピークアウト期待が高まり、9月FOMCの0.5%利上げの可能性が5割を超え、米金利は低下しドル売りが進みました。
発表前のドル円135円付近から、CPI(消費者物価指数)の結果を受けて一時132円付近まで3円の下落となっています。
本日は日本が祝日、欧米が夏休みで取引量が低下し方向感のない展開が予想されます。
目次
◎本日の注目点
1)PPI(生産者物価指数)
本日のPPI(生産者物価指数)でインフレピークアウトが確認できるか注目です。
PPI(生産者物価指数)の数字が予想を下回るようだと、インフレピークアウトの期待が高まると注目しています。
昨日のCPI(消費者物価指数)は予想を下回る結果となり、インフレのピークアウトの可能性が高くなりました。
本格的にピークアウトが確認できるようだと、FRBの引き締めペースの鈍化に繋がるのではないかと思われます。
2)リスク要因
本日は東京市場が山の日で休場、閑散とした相場が予想されます。
欧米も夏休みに入っており、大きなイベントも少ない事から方向感の出にくい相場になるのではないかと思います。
このような取引量が低下し、方向感のないときにヘッドラインが出てくると大きな値動きに繋がりやすと注目しています。
また、ストップやリミットが効かないリスクもあるので注意しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
8月11日(木曜日)
東京市場休場(山の日)
21:30 USD 米PPI(生産者物価指数)・失業保険申請件数
8月12日(金曜日)
02:00 USD 米30年債入札
03:00 MXN メキシコ政策金利発表
08:30 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言