口先介入と米指標に注目の1週間! 「9月11日の注目点とイベントスケジュール」

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2023年9月11日

口先介入と米指標に注目の1週間! 「9月11日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週はドル円が一時147.80円まで上昇する場面がありました。

さすがに148円手前では口先介入が出始め、神田財務官の発言ではドル円が下落する場面もありました。

 

今週は週後半にECB理事会、来週にはFOMCを控えて要人発言がないことから経済指標に注目です。

特にFOMCを控えて米国のCPI(消費者物価指数)とミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)には注目しておきたいと思います。

 

また、先週に続き口先介入には注意しておきたいと思います。

目次

◎今週の注目点

 

1)金融政策

 

ECB理事会

注目度:高い

織り込み度:やや据え置き予想が優勢

バイアス:ユーロの上値重い

ポイント:利上げ幅・スタッフ予想・ターミナルレート(利上げの最終水準)

 

欧州では高インフレが継続していますが、景気・景況感がかなり悪化しています。

このことから利上げ終了に言及する理事が増えてきており、据え置きと利上げで予想が分かれています。

今回の理事会で利上げを発表しても、利上げは終了になる可能性があります。

声明文とラガルドECB総裁の記者会見に注目です。

据え置きもしくは利上げをしても利上げ終了に言及した場合はユーロが売られるのではないかと予想しています。

また、今回は四半期に一度のスタッフ予想が発表されます。

今後の景気見通しやインフレ予想がどうなっているのか、弱い内容であればユーロが売られる可能性があるので、スタッフ予想の内容にも注目したいと思います。

 

 

 

2)経済指標

 

英雇用統計

英国はまだまだインフレが高く、追加利上げが予想されています。

英国のインフレ要因の中で大きな要因となっているのが人件費の高騰です。

雇用統計で労働市場の逼迫状況の確認、人件費である平均賃金の状況を確認したいと思います。

雇用市場が逼迫、平均賃金が市場予想を上回る結果となるようであれば人件費の高騰によるインフレが継続し、さらなる追加利上げ期待に繋がるのではないかと思います。

 

 

 

英GDP

英中銀は物価高から追加利上げが予想され、主要国の中で最も高い金利になるのではないかと予想されています。

それだけ利上げすると英国経済の後退が懸念されます。

今回発表のGDPが市場予想よりも弱い結果となると英中銀も利上げに消極的となり、スタグフレーションが懸念されます。

英中銀の利上げが消極的になるのか、GDPの結果に注目です。

 

 

 

米CPI(消費者物価指数)

米国の物価高は低下してきており、FRBによる利上げ終了も間近ではないかと注目されています。

9月FOMC利上げの判断材料としてCPI(消費者物価指数)に注目が集まっています。

CPI(消費者物価指数)の結果が市場予想よりも上昇していた場合は、年内もう一回の追加利上げ期待が高まるのではないかと思います。

追加利上げの期待が高まればドル買い、FRBの利上げサイクルの終了が意識されるとドル売りが加速するのではないかと思います。

CPI(消費者物価指数)の結果に注目です。

 

 

 

豪雇用統計

豪州は追加利上げと利上げ終了の狭間です。

雇用状況から景気後退が確認されるようであれば利上げは終了の可能性が高くなり、利下げ期待に注目が集まるのではないかと思います。

失業率も大事ですが、どのくらいの人が働いているのか?

パートなのかフルタイムなのか、労働参加率にも注目しておきたいと思います。

 

 

ミシガン大学消費者信頼感指数

ハイペースで利上げしてきた米国の経済がどこまで後退するのか景気見通しとして消費者信頼感指数に注目です。

利上げが終了間近となり、次の注目は利下げ時期に移ってきています。

今後の景気悪化が見えてくるようであれば来年の早い時期に利下げがあるのではないかとの期待に繋がりドル売りが進むのではないかと思います。

また、同時に発表される期待インフレ率がどこまで低下しているのかにも注目です。

期待インフレ率が低下していれば利上げ終了が見えてくるのではないかと思います。

 

 

 

3)円安・為替介入

 

円安が進み147円台後半まで上昇し、ドル円は上昇圧力が強くなっています。

ただ、先週は口先介入が出始めています。

神田財務官の発言でドル円が一時下落する場面も出てきており、マーケットも口先介入に対して注目し始めています。

 

また、週末(NYマーケットクローズ前)には、読売新聞の独占インタビューとして植田日銀総裁の記事を配信。

「経済・物価が上振れした場合、いろいろな手段について選択肢はある」「マイナス金利の解除後も物価目標の達成が可能と判断すれば(解除を)やる」などと、金融正常化について触れるなどと口先介入とも取れる発言をしています。

円安けん制発言、引き締め発言などが出てこないか発言に注意、発言のレベル感に注意しておきたいと思います。

 

以下、去年の口先介入時のものです。

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

9月11日(月曜日)

 

15:00 NOK ノルウェーCPI(消費者物価指数)

17:00 GBP ピルBOE主席エコノミスト発言

 

 

9月12日(火曜日)

 

02:00 USD 米3年債入札

08:00 GBP マンBOE外部理事発言

09:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数

15:00 GBP 英雇用統計・失業率・平均賃金

16:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)(改定値)

 

 

9月13日(水曜日)

 

02:00 USD 米10年債入札

15:00 GBP 英GDP

21:30 USD 米CPI(消費者物価指数)

22:15 GBP ウッズBOE副総裁発言

23:30 USD 原油在庫量

 

 

9月14日(木曜日)

 

02:00 USD 米30年債入札

10:30 AUD 豪雇用統計・失業率・労働参加率

15:00 SEK スウェーデンCPI(消費者物価指数)

21:15 EUR ECB理事会・政策金利・声明文・スタッフ予想発表

21:30 USD 米PPI(生産者物価指数)、小売売上高

21:45 EUR ラガルドECB総裁記者会見

 

 

9月15日(金曜日)

 

15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(改定値)

18:45 EUR ラガルドECB総裁発言

21:30 USD ニューヨーク連銀製造業景況指数

23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)・期待インフレ率

 

 

9月16日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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