2022年11月25日
感謝祭翌日で薄商い、リスク要因には注意が必要か!? 「11月25日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は米国が感謝祭で休場、薄商いの中で大きな要因もない中で円買い・ドル売りが進みました。
「薄商
本日も米国は感謝祭翌日で債券・株式・商品市場は短縮取引、薄商いが予想されます。
目次
◎本日の注目点
1)リスク要因
本日は感謝祭翌日で米債券・株式・商品市場は短縮取引、大きなイベント・指標も少ない事から閑散相場が予想されます。
取引量が少ない事からリスクオフで大きく値が動いてしまう可能性が高いので、リスク要因には注意しておきたいと思います。
ロシア・ウクライナ情勢
先週、NATO加盟国であるポーランドにミサイルが着弾したことでリスクオフが大きく進みました。
結果的にポーランドに着弾したミサイルはウクライナの防衛ミサイルだったと見られ、一旦は落ち着きを取り戻しています。
ただ、ロシアとウクライナの対立は激化しており、再度ポーランドに着弾するなどNATO加盟国に被害が出てくる可能性もあるので注意しておきたいと思います。
北朝鮮
先週ISBM(大陸間弾道ミサイル)を発射、北朝鮮のISBM(大陸間弾道ミサイル)は米国全土が射程に入ったのではないかと言われています。
北朝鮮の発射したISBM(大陸間弾道ミサイル)は日本のEEZ(排他的経済水域)に着水しています。
今後もミサイル発射は続くと思うので、日本の領海・領空にミサイルが通過したり着水したりしないか注意しておきたいと思います。
その他、米国などの対応にも注意しておきたいと思います。
2)要人発言
FRB
12月のFOMCでは利上げ幅の縮小が予想されていますが、一部では縮小せずに0.75%利上げの可能性も排除しないとの発言も出てきています。
また、注目はターミナルレート(利上げの終了水準)だとの発言も増えており、ターミナルレート(利上げの終了水準)がどの程度になるのかの発言にも注目です。
今週も多数の要人発言が予定されているので、今後の利上げ幅に関する内容とターミナルレート(利上げの終了水準)に関する発言に注目です。
ECB
ECBは次回会合の利上げ幅に注目が集まっています。
ECBメンバーがどのような発言をするのか、物価高をどのように受け止めているのか、経済と物価高のバランスをどのように見ているのか発言内容に注目です。
BOE
英国ではスナク政権が緊縮財政を発表していて、経済にブレーキを踏んだ状態です。
経済に対してアクセルを踏んでいたトラス政権とは違うので、BOEが今後どのくらいの引き締めを進めるのか注目です。
今後の経済見通しと、引き締めペースに関する発言内容に注目です。
◎本日のイベントスケジュール
11月25日(金曜日)
感謝祭翌日で米債券・株式・商品市場は短縮取引
16:00 EUR ドイツGDP(改定値)
16:30 EUR ミュラー・エストニア中銀総裁発言
21:00 MXN メキシコGDP(確定値)
11月26日(土曜日)
02:00 EUR デギントスECB副総裁発言