2022年2月14日
指値オペとウクライナ情勢に注目! 「2月14日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
先週は予想を上回るCPI(消費者物価指数)で利上げ観測が高まりドル買いが進み、日銀の指値オペ通告で円安が進み、ドル円は一時116.30円まで上値を伸ばしました。
ただ、その後、ウクライナ侵攻の可能性が高いと発表されたことで地政学リスクが高まり、円買いが進みリスクオフに傾いてマーケットが終了しています。
本日はリスクオフの流れが継続するのか、それともリスクオフが後退するのか注目。
また、指値オペの影響に注目が集まるのではないかと思います。
目次
◎本日の注目点
1)ウクライナ情勢
先週土曜日の早朝に米報道官が北京冬季五輪の開催中でもロシアのウクライナ侵攻はあり得ると発表し、日米英の各国政府はウクライナに滞在中の自国民に対して退避勧告を発表しました。
このことでリスクオフが進み円買いフラン買いが進み、株価下落に繋がっています。
週末に開催された米露首脳会談(電話会談)では、平行線で終わり何も解決しないままです。
本日もロシアによるウクライナ侵攻の可能性や、米国や欧州などの制裁実施の可能性が高まるとリスクオフが進む可能性があるので要注目です。
逆に、何も進展しないままであれば織り込みが進み、リスクオフは後退するのではないかと考えています。
2)日銀指値オペ
本日は先週木曜に日銀が通告した指値オペが実施されます。
今までの指値オペは10:10に実施されていたことから、午前の円安には注目したいと思います。
また、指値オペが実施された後の円の動向にも注意しておきたいと思います。
リスクオフが後退すれば、指値オペによる円安が再開するのではないかと考えています。
日本の金利とリスクオフに注目しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
2月14日(月曜日)
22:30 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言(2022年投票権)
2月15日(火曜日)
01:00 EUR ラガルドECB総裁発言
08:50 JPY 日本10~12月期GDP(速報値)
09:30 AUD RBA理事会議事要旨
岡ちゃんマンおススメ分析ツール
TradingView
数多くの通貨ペア、商品、債権、株価指数など取り扱っており、様々な分析が出来るプラットフォームです。
為替・株式・債券・商品など各マーケットは相関性があり、各マーケットを見比べることはトレードにとってプラスになります。
1枚のチャートに為替と株価指数や、為替と商品などを重ねて表示できるのは比較するときにとても便利です。
多くの機能は無料で使えるので試しに使ってみてはいかがでしょう!
SNS機能も付いているので、是非フォローしていただけたらと思います↓↓↓
https://jp.tradingview.com/u/okachanman/