指値オペ・円安けん制は出るか? クロス円に注目! 「3月25日の注目点とイベントスケジュール」

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2022年3月25日

指値オペ・円安けん制は出るか? クロス円に注目! 「3月25日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日も円安が進み、ドル円は2015年以来となる122.40円、ユーロ円は2018年以来となる134.60円、ポンド円は一時161.41円、豪ドル円は91.97円、NZドル円は85.24円、カナダドル円は97.70円、スイスフラン円は131.56円まで上昇しています。

 

本日もクロス円を中心としたマーケットになるのではないかと注目しています。

また、本日は月末・年度末を控えた五十日なので、月末・年度末要因には注意しておきたいと思います。

目次

◎本日の注目点

 

1)指値オペ・円安けん制

 

日本の10年債利回りが上昇し、先日日銀が指値オペを通告した水準まで上昇しています。

日銀は先週の金融政策発表で緩和の維持を発表しています。

緩和政策の一環としてYCC(イールドカーブ・コントロール)を導入して、ターゲットの上限を10年債利回り0.25%にしています。

今日の朝の10年債利回りは0.237%まで上昇しており、指値オペが実施されるのではないかと注目しています。

指値オペが実施された場合、円安が進む可能性があるので注意しておきたいと思います。

 

円安進行スピードが速く、ドル円は2015年以来の122.40円まで上昇しています。

流石に円安が進みすぎて、円安をけん制する可能性があるので、円安けん制発言に注意したいと思います。

牽制発言が出てきた場合は円高に進み、今週進んだ円安が巻き戻しの大きな円買いが進む可能性があるので注意しておきたいと思います。

 

 

 

2)要人発言

 

本日も要人発言が多数予定されています。

なかでもウォラーFRB理事とウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁の発言に注目。

FRBは先日のFOMC以降、タカ派な内容の発言が続いています。

注目は0.5%利上げの可能性と、QT(資産縮小)のスタート時期です。

タカ派発言が続き、金利が上昇するようであれば日銀の緩和政策との差で、ドル円はさらに上昇する可能性があるので注目です。

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

3月25日(金曜日)

 

13:00 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言

16:00 GBP 英小売売上高

18:00 EUR ドイツIFO景況感指数

22:10 USD ウォラーFRB理事発言

23:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)・中古住宅販売保留

 

3月26日(土曜日)

 

00:30 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言

01:00 USD ウォラーFRB理事発言

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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