2020年4月20日
方向感のない相場の3つの注目点! 「4月20日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
コロナウイルスによるリスクオフは、ある程度織り込まれてきたことで材料難となり方向感のない相場が続いています。
新たなリスクオフに繋がる材料が出てくるのか、それともリスクオフからリスクオンに変わる材料が出てくるのか、材料探しが続くと思われます。
リスクオンに繋がりそうな材料として、治療薬の話が出始めています。
アビガンやレムデシビルなどが出ていますが、有効性が認められれば既存薬であるため認可は早いと思われます。
治療薬が認可されれば、コロナウイルスに対する恐怖は後退、経済活動再開に繋がってくると思います。
ネガティブな内容ばかり伝わってきていますが、好転するキッカケにも注目しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)原油価格
先週末、2002年以来の安値18.02ドルを記録したWTI原油価格ですが、20ドル前後(限月が変わって25ドル前後)を推移しています。
OPECプラスやG20エネルギー相会合で970万バレルの減産に合意したものの、減産量が足りないとしてジリジリと下落を続けています。
このままジリジリと下げ続けるのか、それとも下げ止まるのか注目です。
2)制限解除
欧州ではコロナウイルスの感染拡大が鈍化し、少しづつではありますが外出規制解除に向けて動き始めています。
規制解除の地域や方法は様々ですが、規制解除が進んでいけば経済活動再開にもつながり、リスクオフの後退につながってきます。
コロナウイルスの感染ペースと規制解除に関するヘッドライン、要人発言に要注目です。
3)コロナ外交
コロナウイルスが収束した後に待っているのは、コロナの責任のなすりあい、コロナを政治利用して覇権争いになってくると思われます。
すでに米中間では責任のなすりあいが始まっており、お互いが感染源だと主張しています。
これから米中戦争第2弾に繋がるかもしれません。
マスク外交で攻勢をかけられている欧州が中国につくのか、米国につくのか注目です。
WHOの拠出金停止で国連機関を中国が牛耳っていくのか、米国の動きに欧州も賛同していくのかなどにも注目です。
◎本日のイベントスケジュール
4月20日(月曜日)
07:45 NZD NZ CPI(消費者物価指数)
08:50 JPY 貿易収支
17:30 GBP ホールデンBOE外部理事発言
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