2018年10月8日
日・米・加、3連休の最終日、大型連休明けの中国に要注目! ~10月8日の戦略~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
◎保有中のポジションと戦略
EUR/USDのShortポジションはホールド中。 ”1.1550”で半分決済、”1.1600”で全決済の予定。 ”1.1460”でShortポジションを追加したいと考えています。 注目したいのは、イタリア予算案の行方です。 今週内でイタリア予算案が提出されると思います。 内容がEUに対し譲歩したものであったり、EU側が譲歩するような内容が発表された場合は、即決済を考えています。
CAD/JPYのLongポジションはホールド中。 ”87.10”で決済。 ”89.20”で追加ポジションを考えています。 上抜けしてくるようであれば”91.50”を狙っていけるのではないかと思います。
AUD/USDのShortポジションはホールド中。 調整で戻しても時間足チャート白丸くらいまでと考えています。 日足チャートで下落平行チャネルの下限に近づいていることからも、一旦の反発が懸念されます。 ただ、米中問題や強い米経済を考えると、もう一段の下落は考えられると思っています。 注目は中国です。
その他注目は、EUR/GBPを狙っています。 先日のポンド買いで一旦調整(時間足チャート白丸)は入ると思いますが、調整で戻したところでShortポジションを考えています。 今週は英国・EUにとって注目の1週間です。 要人発言が出やすいのではないかと思います。 ポジティブ発言が出てくると、ポンド買いで反応するのではないかと想定しています。 ただ、ネガティブ発言の可能性もあるのでポジションを持ってもストップはタイトに、利確もこまめに考えています。
◎本日の注目点
1)大型連休明けの中国の動向
本日は中国が大型連休明けとなります。 株価や人民元の推移に注目です。 特に、今週末にも米国為替報告書が出るのではないかと思われます。 人民元安について、トランプ大統領は苦言を呈しています。 現在人民元は対米ドルで高値圏(元安)にあります。 このまま上昇していくのか注目しています。
2)イタリア予算案
イタリアの予算案については、色々な憶測や報道が出ています。 ただ、今週中にはイタリアからEUに対して予算案が提出されます。 今週も予算案に関するヘッドライン、要人発言に要注意です。現在報道されている対GDP比2.4%という数字は、織り込み始めています。 一番の注目は、EU側の態度です。 予算案に対し強固な態度であれば、もう一段のユーロ安もあり得ると考えています。 逆に、イタリア・EU側の譲歩が見られるような内容であれば、ユーロ買いに反応すると思います。 現在のユーロ水準をEUR/USDで見ると、どちらでも動きやすい位置にあります。
イタリア予算案を巡ってユーロは乱高下! 何が問題なの?を解説
3)Brexit交渉関連
Brexit交渉の期限、10月のEU首脳会談(18日)が近付いています。 要人発言が出てくる可能性が高いので注目しておきたいと思います。 ヘッドライン、要人発言の内容については、ポジティブなものであれば反応は大きいと思いますが、ネガティブなものは限定的だと考えています。 特にアイルランド国境問題についてのヘッドラインや発言が注目されています。
4)閑散市場
本日は、東京市場・米国市場・カナダ市場が休場です。 欧州時間以外は相場が閑散とすると思われます。 急変動が起きやすいので、週明けということもあり、本日は様子見姿勢が良いのではないかと考えています。
◎本日のイベントスケジュール
10/8(月曜日)
東京市場休場
カナダ休場
米国・債券市場休場
10:45 CNY 財新サービス業PMI
18:30 USD ブラート・セントルイス連銀総裁発言
10/9(火曜日)
09:30 AUD NAB企業信頼感指数
週間スケジュールは以下を参照ください
要人発言に注目が集まる1週間! ~10月8日週の戦略とイベントスケジュール~
◎記録室
週末の要人発言、主要通貨強弱グラフ、世界の株価、各国長期金利等は以下を参照ください