週末に日米首脳会談が行われ、日中国交回復以降では初の日米共同声明に台湾を明記しました。

台湾を国として認めたことに繋がると思われ、中国は早速反対を表明しています。

 

週明けのマーケットがリスク要因をどのように受け止めるのか、様子見の展開になるのか気になります。

 

◎本日の注目点

 

１）リスク要因

 

本日は重要指標も要人発言の予定も少なく、方向感を模索する展開が予想されます。

その中で、リスク要因が方向感を作る可能性があるので注意しておきたいと思います。

 

まず、中国やロシアが制裁や圧力を受けて、報復活動に出てこないかに注目です。

中国は日米共同声明で、台湾や香港、新疆ウイグル自治区についてなどについて触れられたことに反対しています。

特に日本は中国と国交を回復した後では初めて台湾を共同声明に盛り込みました。

このことに対し中国がどのような行動をしてくるのか気になります。

 

また米ロ関係ではお互いに制裁を発表しており、緊張感が高まっています。

中東ではイスラエルとイランが武力衝突の懸念が出てきており、サウジアラでは原油施設がテロに合うなど不安定な状況が続いています。

 

マーケットに大きなリスクオフの流れを作るまでには至っていませんが、材料に乏しく、方向感を模索している状況なので、リスク要因が材料視されイッキにリスクオフに傾く可能性があるので注意しておきたいと思います。

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

4月19日(月曜日)

 

08:50　JPY　日本貿易収支

17:00　EUR　ユーロ圏経常収支

21:15　CAD　カナダ住宅着工件数

 

 

 

 

 

 

 

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