2021年7月16日
日銀金融政策決定会合は無風通過!? 「7月16日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は英雇用統計の結果がよく、英中銀理事のタカ発言からポンドが急騰する場面がありました。
マーケット全体は、ハッキリとした要因のないリスクオフの流れに傾き、株価安、円高フラン高、資源国通貨安、原油安の流れとなっています。
米金利も一時1.3%を割り込む場面もありました。
本日は日銀金融政策決定会合が予定されていますが、ほぼ無風通過が予想されていて、目立ったイベントのない1日となりそうです。
ただ、週末なのでポジション調整の動きには気をつけておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)日銀金融政策決定会合
日銀は今回も現状維持で無風通過だと思っています。
ただ、本日は四半期ごとの展望レポートが公表されるので、内容を受けて今後の見通しをどのように見ているのか、いつまで緩和を続けるのかなど、声明文と記者会見を注意して見ておきたいと思います。
2)リスクオフ
昨日は株価が下落し、円高フラン高、資源国安とリスクオフの流れになっていました。
UAEの増産による原油価格の下落や、半導体関連などハイテク株の下落が要因ではないかと言われていますが、明確なリスクオフ要因ではないので本日もリスクオフの流れが継続するのか注目したいと思います。
3)米小売売上高
本日は米小売売上高の発表が予定されています。
雇用統計やCPI(消費者物価指数)に比べると、注目度や重要度は一段下がりますが、注意しておきたい指標の一つです。
良い結果が出てきてドル買いの流れを継続できるか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
7月16日(金曜日)
12時前後 JPY 日銀金融政策決定会合
15:30 JPY 黒田日銀総裁記者会見
18:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(改定値)
21:30 USD 米小売売上高
22:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
7月17日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
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