2023年8月9日
明日にCPI(消費者物価指数)を控えて様子見ムード! 「8月9日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は重要な指標もなく様子見ムードの強い1日でした。
欧州ではイタリア政権が銀行の今年分の超過利潤に
また、米国では米格付け会社ムー
欧米の株価下落によるリスク回避の動きが広がりましたが、米午後にむけてリスク回避の動きは和らいできています。
本日も欧米の夏休みや日本もお盆を控えて取引量が低下して夏枯れ相場の中、週末にCPI(消費者物価指数)など重要指標を控えて様子見ムードが強い1日になるのではないかと思っています。
リスク要因による大きな値動きには注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)円売り・介入警戒
日銀はYCC(イールドカーブ・コントロール)の修正したことで金融正常化の第1歩ではないかとみられましたが、先週の日銀は臨時国債買い入れを告知するなど緩和姿勢を強調しています。
マーケットも日銀の緩和姿勢から円売りが継続されています。
日銀による国債買い入れオペが継続されるのか、円売りが進むのかに注目です。
また、このまま円売りが進んだ場合は円買い介入が警戒されます。
145円が近付いた時にどのような発言が出てくるのか、口先介入のレベルには注意しておきたいと思います。
2)季節要因
7月末の金融政策発表ラッシュを終えて、欧米は夏休みムードが強くなっています。
取引量が低下し小動きな値動きになり、何かのきっかけで急に大きな値動きになることがあります。
フラッシュクラッシュなどには注意しておきたいと思います。
また、週末は日本もお盆前でポジション調整やレパトリなど、実需の動きにも注意しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
8月9日(水曜日)
10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)、PPI(生産者物価指数)
21:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)
23:30 USD 原油在庫量
8月10日(木曜日)
02:00 USD 米10年債入札