2023年4月25日
月末・五十日の動きに注目! 「4月25日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は大きな指標のない中で、ドイツIFO景況指数の上振れをキッカケにECBメンバーのタカ派発言が続きユーロ買いが進みました。
その他は週末の日銀金融政策決定会合、来週のFOMCやECB理事会を控えて方向感に乏しい展開となっています。
本日も昨日同様に日米欧の金融政策発表を控えて方向感の乏しい展開となるのではないかと思います。
ただ、本日は月末週の五十日なので実需の動きが出てくる可能性があるので、仲値付近やロンドンFIX付近の動きには注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)経済指標
米新築住宅販売戸数・消費者信頼感指数
住宅市場が低迷すると引越しなどに伴う消費が低迷することから景気後退の先行指標として注目されています。
CPI(消費者物価指数)や雇用統計に比べると注目度は下がりますが、本日は重要指標が少ない事から新築住宅販売戸数の結果に注目しています。
豪四半期CPI(消費者物価指数)
RBAは先日発表した議事要旨で、4月の理事会で利上げを検討したとしています。
物価高が高止まりしているようであれば、5月の理事会で追加利上げ、利上げの再開の可能性も出てくるのではないかと思います。
お隣NZの四半期CPI(消費者物価指数)は市場予想を大きく下回る結果が出てきており、豪CPI(消費者物価指数)も市場予想を下回る結果が出てくるようであれば、5月の理事会でも据え置きの可能性が出てきます。
今回のCPI(消費者物価指数)の結果で5月の理事会の動きに大きく影響するのではないかと注目しています。
◎本日のイベントスケジュール
4月25日(火曜日)
豪州・NZ市場休場
18:00 GBP ブロードベントBOE副総裁
23:00 USD 米新築住宅販売戸数・消費者信頼感指数
4月26日(水曜日)
02:00 USD 米2年債入札
07:45 NZD NZ貿易収支
10:30 AUD 豪四半期CPI(消費者物価指数)