2020年7月30日
月末・五十日要因に要注意! 「7月30日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はFOMCの発表待ちで様子見姿勢が続きましたが、FOMCは据え置きが発表され大きな影響も出ないまま通過しました。
FOMCの内容はハト派的、パウエルFRB議長の発言も終始ハト派だったことから米株は上昇して終了。
今日は、FOMCが終了したことでリスク要因が一つ片付き、リスクオンの流れが出てくるのではないかと注目しています。
目次
◎本日の注目点
1)月末要因・五十日要因
本日は30日、月末で五十日ということで、実需の動きも出やすく、急な値動きに要注意です。
東京市場仲値9:55、ロンドンFIX24:00、この2つの時間直前は1日の流れとは関係なく動くことも多く、通常のボラティリティよりも大きくなる可能性が高くなることもあります。
また、長めの夏休みをとる欧米では8月に入ると休み、早いところは今週から休みに入ります。
日本も8月第2週くらいからお盆休みということで、ポジション調整やレパトリが出やすくなっています。
各市場のクローズ前などにも気を付けておきたいと思います。
2)欧米指標
本日はドイツと米国で4~6月期の四半期GDPが発表されます。
ロックダウンの影響を最も受けた経済データが出てきます。
特に今回は速報値ということで、予想値と結果がズレる可能性があり、経済指標発表時に値動きが大きくなる可能性があので要注意です。
3)リスク要因
米中双方で中国領事館の閉鎖と立ち入りを行ってから沈黙、次の領事館を閉鎖するのか、また別の行動を起こすのか注目が集まっています。
政治ではなく軍事面では衝突の懸念、南シナ海に米空母が2隻配置されており、その南シナ海で中国は実弾を使った軍事演習を行おうとしています。
また、昨年8月に米国による為替報告書が発表され、中国が為替操作国に指定されました。
今年の為替報告書がそろそろ発表されるのではないかと注目されており、また中国が指定されるのではないかと注目しています。
リスク要因によるヘッドラインには気をつけたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
7月30日(木曜日)
10:00 NZD NBNZ企業景況感
15:00 GBP 英国住宅価格指数
16:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)
16:55 EUR ドイツ失業率
17:00 EUR ドイツ四半期GDP(4~6月期)(速報値)
18:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数
20:00 MXN メキシコGDP
21:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)
21:30 USD 米GDP(4~6月期)(速報値)・新規失業保険申請件数
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