2020年8月7日
期待感高まる米雇用統計発表! 「8月7日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
本日は雇用統計を控えていることから、東京市場は様子見で閑散相場が予想されます。
欧米ではすでに夏休み入り、日本も明日から3連休ということでお盆休みに入るのではないかと思われます。
夏休みに入り流動性が低下しているときに、リスクオフ要因のヘッドラインが出てきたり、節目を割ったりすると、予想以上に動くこともあるのでリスク管理はしっかりとしておきたい。
目次
◎本日の注目点
1)雇用統計
先日発表のADP雇用統計は16.7万人増と市場予想の120.0万人増を大きく下回ったことで、本日発表の雇用統計に注目が集まっています。
景気回復のペースが頭を打ったことで雇用のペースも落ちたのではないかと一部では見られています。
本日の雇用予想は158.0万人となっており、結果がどのくらい乖離するか注目です。
また、先日トランプ大統領が「雇用に関し、金曜日に大きな数字がでる」と発言したことも、注目が集まる要因の一つ。
2)RBA四半期金融報告書
本日RBAから四半期に一度の金融報告が発表される。
ビクトリア州などでコロナ感染第2波が拡大し、景気後退が懸念されていることから、報告書の内容と報告書を受けて豪ドルがどのような動きをするのか注目です。
3)リスク要因
今朝、トランプ大統領はカナダに対し、カナダから輸入するアルミニウムに10%の関税をかけると発表。
カナダは報復行動に出るのではないかと注目している。
その他に、TikTokの買収問題をはじめ米中関係や、トルコリラの下落による新興国通貨危機などリスク要因が多数あります。
本日は週末、週明けの日本は祝日で3連休ということから、リスク管理のポジション調整に注意したいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
8月7日(金曜日)
10:30 AUD RBA四半期金融政策報告
16:30 GBP Halifax住宅価格指数
20:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)
21:30 USD NFP雇用統計・失業率・平均時給
21:30 CAD カナダ雇用者数増減・失業率
23:00 CAD IveyPMI
8月8日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
04:00 USD 米消費者信用残高
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