2019年2月26日
本日のイベント3つの注目点! ~2月26日の注目点とスケジュール~
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は、想定外のリスクオンで円安が進みました。 本当に想定外、、、でした。 今日以降、ビックイベントが多数予定されているため、極端に動くことはないと思っていました。 リスクオンは円安だけでなく、オセアニア通貨の会にも影響しています。
また、トランプ大統領が原油価格上昇に懸念発言をしたことで、原油価格は下落。 カナダドルが売られました。
目次
◎本日の注目点
1)パウエルFRB議長議会証言
26日・27日と2日間で予定されている、FRB議長の議会証言です。 パウエルFRB議長の発言は、タカ派になったり、ハト派になったりと揺れるイメージがあります。 先日の発言ではハト派だった為、年内の利上げ確率は低下、8割以上の確立で年内据え置きが織り込まれています。 なので、本日の証言で年内利上げの可能性に触れると、大きく動く可能性があります。
利上げ期待で買われる可能性もありますが、株価が気になります。 FRBの引き締め政策は株価下落の要因としてありました。 先日FRBのハト派姿勢で株価は上昇、値を高値圏まで戻してきています。 そんな中で、再度タカ派に触れるようなことがあれば、株価が崩れる可能性があります。 利上げ期待で買われる力と株価下落が為替に与える影響、どちらが強いかで買い要因か売り要因が決まります。 あくまで、タカ派に振れた場合ですが。。。
あと、議会証言は00:00からの予定ですが、例年であれば、議会証言の前に原稿文が公開されることが多いです。 前もって公開されれば、その時点で動く可能性が高いです。 時間が分かれば、twitterでツイートしたいと思います。
2)英国中銀の議会証言
英国でも議会証言が予定されています。 こちらは複数名で証言ですが、注目点は経済とBrexit関連だと思われます。
最近の英国経済がどうなっているのか!? Brexitが決まってから、ポンド安になったことで物価高になっています。 また、先行き不安から消費行動に低迷が見られます。 どこまで経済活動に影響が出ているのか注目です。 また、経済で言えば、日産やホンダの減産や撤退について、その他の国の企業が減産・撤退していないのか!? など、Brexitの先行き不安が企業活動に影響が出ていないのか注目しています。
それ以外に、離脱後の英中銀の行動をどのように想定しているのか注目しておきたいと思います。 利上げに動くのか!? 利下げに動くのか!? それとも追加緩和なのか!? 合意での離脱と合意なき離脱でどのような違いが想定されるのか、注目しています。
3)リスクイベント
現在、英国の離脱交渉と米中通商協議の2つがリスクイベントとして注目が集まっています。 どちらも合意に難航しており、ともに延期を発表されました。 そのため一旦はリスク回避としてマーケットは反応。 ただ、あくまで結論を先延ばしにしただけなので、少しでも、交渉に進展があったと報道があればリスクオン、交渉決裂というような報道が出れば、再度リスクオフになります。 ともに交渉内容のヘッドラインに注目しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
2月26日(火曜日)
メイ首相・英国議会で離脱案証言
16:00 EUR ドイツGif消費者信頼感指数
18:30 EUR レーン・アイルランド中銀総裁発言
19:00 GBP カーニーBOE総裁・ラムスデンBOE副総裁・ブリハBOE外部理事・ハスケルBOE外部理事 英国議会証言
22:00 HUF ハンガリー政策金利発表
22:30 USD 住宅着工件数
23:30 EUR メルシュECB専務理事発言
23:45 USD パウエルFRB議長上院議会証言
2月27日(水曜日)
英国議会・離脱案採決
米朝首脳会談
00:00 USD 消費者信頼感
01:00 EUR ビスコ・イタリア中銀総裁発言
03:00 USD 7年債入札
04:00 EUR クーレECB理事発言
06:45 NZD 貿易収支
09:30 AUD 建築完了件数
10:30 JPY 片岡審議委員(日銀理事)発言