2022年7月25日
様子見ムードになるのか!? 「7月25日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
先週は注目の日銀とECBの金融政策が発表されました。
日銀は予想通り現状維持でしたが、ECBは市場予想0.25%利上げに対して0.5%利上げを発表しました。
一時はユーロ買いが出ましたが、加盟国間の分断に繋がるのではないかとの警戒感からユーロの上値は重くなっています。
本日はFOMCを控えて様子見ムードが強くなるのではないかと思っています。
ただ、本日は五十日なので仲値やロンドンFIX付近は注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)米金利
本日はFOMCを控えて様子見ムードが強くなると思われます。
その中で、FOMCの予想に繋がる米金利に注目。
米金利が上昇するようであればFOMCで0.75%利上げ以上の期待が高まっていることに繋がります。
また、本日は2年債の入札もあるので金利が動く可能性が高い。
米金利の上昇はドル買いが進む可能性が高いので注目しておきたいと思います。
米株価指数に対して金利上昇は重しとなり、株価下落からリスクオフに傾く可能性も注意しておきたいと思います。
2)欧州景況感
先週発表された製造業・サービス業・総合PMIは軒並み予想を下回る結果となり、欧州の景況感はかなり悪化しています。
本日はドイツIFO景況指数が発表され、この結果も大幅に下回るようであればさらに景況感が悪化しユーロ売りが進む可能性があるのではないかと思っています。
欧州時間のユーロの動きに注目しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
7月25日(月曜日)
17:00 EUR ドイツIFO景況指数
7月26日(火曜日)
02:00 USD 米2年債入札
08:50 JPY 日銀金融政策決定会合議事要旨(6月17日分)