2020年9月15日
欧州・英国のヘッドラインに要注目! 「9月15日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日、自民党総裁選で菅新総裁が誕生、本日菅新総裁が誕生することとなります。
財務相・副総理には麻生氏が留任する見通しとなっており、アベノミクスは継続されるとの思惑が高いことからマーケットの反応は限定的と思われます。
注目は官房長官に誰を据えるのか、防衛相・外務相に誰を据えるのかにも注目です。
目次
◎本日の注目点
1)英「国内市場法案」
国際法違反になる可能性が高い「国内市場法案」に対して歴代首相から批判が集まり、英国議会では「国内市場法案」に対する修正法案が議論・採決されました。
修正法案は349対213で否決され、ジョンソン首相の進める「国内市場法案」は成立に向けて1歩前進したことになります。
一部、造反も出たようですが、票差から見ると「国内市場法案」は下院を通過するのではないかと予想されます。
撤回を要求している欧州がどのように反応するのか注目で、英国に対し報復処置をとるようであればポンドはされなる下落となりそう。
合意なき離脱の可能性も高くなり、ユーロとポンドの重しとなりそうです。
本日も欧州・英国のヘッドラインに要注目です。
2)トランプ政権
昨日、ブランスタッド駐中国大使が辞意を表明。
民主党との追加経済対策を巡り対立。
その他にも、トランプ氏のウソについて書かれている新著が発売されるなど、ネガティブ材料が次々と出てきています。
TikTokも買収から提携に変わっているようですが、中国側はソースコード・アルゴリズムを渡したくない、米国側はソースコード・アルゴリズムを管理しないとスパイを管理できない、などお互いの思惑が異なっていることから提携で上手くいくか怪しいところです。
また、TikTokの提携がうまくいった場合、トランプ大統領は次の中国攻撃材料を出してくると思われます。
米中関係に関するヘッドラインにも注意しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
9月15日(火曜日)
国連総会開会
10:30 AUD RBA理事会議事要旨
15:00 GBP 英雇用統計・失業率・平均賃金
15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)
16:15 EUR パネッタECB専務理事発言
16:30 SEK スウェーデン失業率
17:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)
18:00 EUR ドイツZEW景況感指数
18:00 EUR ユーロ圏ZEW景況感指数
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