先週はユーロが上昇、マーケットの中心となっています。

ユーロが買われたことと、米金利の上昇が一服したことからドル安も進んでいます。

 

本日も欧州指標や要人発言が予定されているので、ユーロが中心になるのではないかと思っています。

◎本日の注目点

 

１）経済指標

 

本日は欧州の経済指標が多数予定されています。

特に注目はドイツのHICP(消費者物価指数)です。

物価が予想以上の結果となると物価上昇を抑える為にECBが利上げするとの期待が高まり、ユーロ買いが高まる可能性があると思います。

ドイツ以外でもスペインHICP(消費者物価指数)やユーロ圏消費者信頼感指数なども発表されるので、こちらも予想以上の数字が出てくれば利上げ観測の上乗せになると思うので併せて注目しておきたいと思います。

 

 

 

２）要人発言

 

本日は欧州とFRB要人発言が予定されています。

 

ECBは7月利上げ、また7∼9月期でマイナス金利解除、年内プラス金利まで利上げなどが噂されていますが、今の所は7月利上げまで織り込んでいる状況です。

そこから先を織り込めるか、発言内容に注目です。

 

FRBは利上げに関して織り込み済みで、どちらかと言えば利上げによる景気後退の方が注目されています。

景気後退させずに利上げすることが可能なのか、発言内容に注目です。

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

5月30日(月曜日)

 

米国休場(メモリアルデー)

 

16:00　EUR　スペインHICP(消費者物価指数)

19:00　EUR　ユーロ圏消費者信頼感指数(確定値)

21:00　EUR　ドイツHICP(消費者物価指数)(速報値)

22:15　EUR　センテノ・ポルトガル中銀総裁発言

 

 

5月31日(火曜日)

 

00:00　USD　ウォラーFRB理事発言

02:00　EUR　ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言