2021年3月24日
欧英米で製造業・サービス業・総合PMI速報値が発表! 「3月24日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日の早朝、NZ政府から住宅価格の抑制措置が発表されたことでNZドルは軟調となり、NZ円は約2円下落し、NZドル米ドルは一時0.7005ドルと昨年12月21日以来
今回の措置によりRBNZの利上げ期待も後退しており、NZドルの下落トレンドに転換するのかポイントとなっています。
また、カナダではコロナ対応の危機流動性プログラムを縮小すると表明したことで、引き締めに向かうのではないかとの思いから、一時カナダドルの急騰が見られました。
反応は限定的でしたが、イエレン財務長官の発言でFRBも引き締めに動くのではないかと噂も出ています。
目次
◎本日の注目点
1)製造業・サービス業・総合PMI
本日の製造業・サービス業・総合PMIは速報値なので、予想値と結果が乖離し動く可能性があるので注意しておきたいと思います。
特にワクチン接種の遅れが懸念され、フランスやドイツではロックダウンに再突入するなど景況感が悪化している可能性もあるので、フランスやドイツやユーロ圏の製造業・サービス業・総合PMIには注目です。
逆に米国はワクチン接種も進み、バイデン政権が進める追加経済対策案が成立し給付金の給付が始まっていることから、景況感は良くなっているのではないかと予想されます。
上振れしないかに注目したいと思います。
また、製造業・サービス業・総合PMIの発表で、各国金利の動きにも注目です。
2)米5年債入札
米金利が注目されている中で、米5年債の入札が予定されています。
入札結果が軟調になった場合、金利が動き、米ドルが動く可能性があるので要注目です。
3)要人発言
今週に入り要人発言が続いています。
昨日(今朝)カナダ中銀からコロナ対応の危機流動性プログラムを縮小を発表されるとカナダドルは一時急騰しました。
また、NZ政府からは住宅価格の抑制措置が発表されたことでNZドルは大きく下落しています。
注目されていたパウエルFRB議長やイエレン財務長官の発言からは、今のところ大きく影響するような発言は出てきていませんが、いつ爆弾発言が出てくるかわかりません。
本日も影響力を持つ要人発言が多数予定されていることから、発言内容に注意しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
3月24日(水曜日)
08:50 JPY 日銀金融政策決定会合議事要旨(1月21日分)
16:00 GBP 英CPI(消費者物価指数)
17:15 EUR フランス製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
17:30 EUR ドイツ製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
18:00 EUR ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
18:30 GBP 英製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
21:30 USD 米耐久財受注
21:50 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言
22:45 USD 英製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
23:00 USD パウエルFRB議長、イエレン財務長官発言(米上院銀行委員会で証
23:30 USD 原油在庫量
3月25日(木曜日)
EUサミット(首脳会談)
00:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)
00:40 EUR ラガルドECB総裁発言
02:00 USD 米5年債入札
02:35 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
04:00 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言
08:00 USD エバンズ・シカゴ連銀総裁発言
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