2022年1月4日
正月明けてマーケットは本格スタート! 「1月4日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は米株が上昇、ダウ平均とS&P500が史上最高値を更新するなどリスク資産に資金が集中、安全資産である債券市場からは資金が流出し米金利は上昇、ドル買いが進みました。
ドル円は115.36円まで上昇し、ユーロドルは1.1280ドルまで下落しています。
トルコではCPI(消費者物価指数)が発表され、前年比36.08%(予想30.6%)前月比13.58%(予想9.0%)と予想を大きく上回りインフレが進んでいます。
このままでいくとハイパーインフレが進み、トルコ経済を圧迫するのではないかと注目しています。
本日は昨日堅調だった米株が続伸となるか、米指標であるISM製造業景況指数に注目しています。
また、日本は正月明けで株取引が始まるので、どのような動きになるのか見極めていきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)ISM製造業景況指数
昨日ダウ平均やS&P500は史上最高値を更新するなど米国景気は順調に推移しています。
米国市場ではリスク資産に資金が移り米株は上昇し、債券利回りは上昇しています。
利回り上昇につられ米ドル買いも進んでいます。
本日のISM製造業景況指数が予想を上回り、米国リスクオンが継続するようであれば、株高・利回り高・ドル高が継続するのではないかと注目しています。
2)OPECプラス閣僚級会合
本日はOPEC加盟国とロシアなど非加盟国による閣僚級会合、OPECプラス閣僚級会合が開催されます。
現行の日量40万バレルの増産目標を引き上げるとの噂や、増産目標は現状維持ではないかとの見方など、意見が分かれており原油価格は神経質な動きをしています。
本日のOPECプラス閣僚級会合でどのような結論が発表されるかによって、原油価格が大きく動くのではないかと考えています。
原油価格の上昇はエネルギー資源価格の上昇に繋がり、物価高に繋がり、利上げ期待に繋がるのではないかと考えて、金利にも影響するのではないかと注目しています。
3)リスク要因
本日注目しているリスク要因は中国に注目しています。
昨日は中国恒大集団の香港市場で取引停止になるなど、デフォルトが続き不安定な状況となっています。
本日は財新製造業PMIが発表されるなど、中国の景気後退が大きく見えてくるのではないかと考えています。
その事でオセアニアや日本などに影響し、リスクオフが進むのではないかと考えています。
中国関連のヘッドラインに注目しながら、リスクオフに注目しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
1月4日(火曜日)
ニュージーランド休場
OPECプラス閣僚級会合
10:45 CNY 財新製造業PMI
16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(速報値)
17:55 EUR ドイツ失業率
18:30 GBP 英製造業PMI(改定値)
1月5日(水曜日)
00:00 USD ISM製造業景況指数
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