注目の日銀金融政策決定会合! 「12月18日週の注目点とイベントスケジュール」

TOP > 注目点とイベントスケジュール > 注目の日銀金融政策決定会合! 「12月18日週の注目点とイベントスケジュール」

2023年12月18日

注目の日銀金融政策決定会合! 「12月18日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は金融政策発表ラッシュでした。

注目されていたFOMCは据え置きを発表し、ドットチャートでは金利予想が下方修正され、パウエルFRB議長の記者会見では利下げについて議論されたとハト派発言をしたことでドル売りが加速しました。

 

ECBや英中銀は据え置きを発表し、利下げについて否定し追加利上げの可能性を残すなどタカ派姿勢を強調しています。

FRBとのスタンスの差からユーロやポンドは堅調に推移しています。

 

週末発表された製造業・サービス業・総合PMI(速報値)はフランスやドイツ、ユーロ圏などが市場予想を下回りユーロは売りが進みました。

 

今週は日銀金融政策決定会合や英国やカナダ、米国で物価指標が発表されます。

薄商いの中での発表なので大きく動く可能性があるので注意しておきたいと思います。

目次

◎今週の注目点

 

1)金融政策

 

日銀金融政策決定会合

注目度:かなり高い

織り込み度:マイナス金利解除を5割程度織り込み済み

バイアス:円買いが優勢

ポイント:政策の変更とフォワードガイダンス

 

氷見野日銀副総裁の発言や植田日銀総裁のチャレンジング発言などから12月の会合でマイナス金利解除の期待が高まり円買いが進みました。

その後「マイナス金利の解除やYCC(イールドカーブ・コントロール)の撤廃などを今月急ぐ必要はほとんどないとの認識」との一部報道からマイナス金利解除の期待が後退し円の売り戻しが進みました。

その後はまた「12月に解除を事前予告し、フォワードガイダンスを同時に修正する見方もある」と日経新聞が報じたことで再度円買いが進んでいます。

今回の会合でマイナス金利の解除があるのか、据え置きなのか予想は分かれています。

どちらの結果になっても大きく動くのではないかと思います。

また、フォワードガイダンスが変更されるのかにも注目しておきたいと思います。

結果次第では円買いが進み、安値を更新した場合には130円台を目指すこともあり得るのではないかと注目しています。

 

 

 

2)経済指標

 

カナダCPI(消費者物価指数)

カナダ中銀は利上げを終了し、次は利下げ時期に注目が集まっています。

物価が低下していれば利下げへのハードルが下がり、来年の早い時期に利下げが期待されるのではないかと思います。

物価指標であるCPI(消費者物価指数)に注目です。

 

 

 

英CPI(消費者物価指数)

英国は欧米に比べて物価の高止まりが続いており、景気と物価のどちらを優先させるのか難しい状況です。

英中銀は据え置きを決定していますが、物価高から9名のうち3名が利上げを支持しています。

物価が高止まり、もしくは再度上昇する結果となれば追加利上げの可能性もあるのではないかと注目しています。

安定して物価が低下しているようであれば来年の利下げが近付くのではないかと注目しています。

 

 

 

米GDP

米国ではソフトランディングの可能性が高く、GDPに注目しています。

景気後退が進むようであれば利下げ期待が高まり、堅調な結果となれば利下げ時期は後退するのではないかと思います。

今回は確定値なので大きなサプライズは出ないと思いますが注意しておきたいと思います。

 

 

 

失業保険申請件数

失業保険申請件数は毎週発表されるため、雇用指標の中で速報性が高く注目されています。

今までは新規失業保険申請件数が注目されていましたが、段々と雇用市場が緩み始めたことで継続申請が注目されるようになってきました。

継続申請がが多くなるということは失業した後になかなか就職できない、失業者が増えることに繋がります。

継続申請がどの程度増えているのかに注目です。

 

 

 

日本CPI(消費者物価指数)

日銀はマイナス金利の解除やYCC(イールドカーブ・コントロール)の撤廃が注目されています。

物価高が続くようであれば本格的にマイナス金利の解除などが期待される展開になるのではないかと思います。

マイナス金利の解除期待が進めば円買いが進み、ドル円は大きく下落するのではないかと注目しています。

 

 

 

英GDP

英国は物価高と景気後退が同時に進むスタグフレーションが懸念されています。

英国の景気はマイナス成長が予想されており、どこまで後退しているのか注目です。

大きく景気後退していた場合は利下げ期待が進むのではないかと注目しています。

 

 

 

カナダGDP

カナダ経済がどこまで後退しているのか注目です。

今の所はタカ派姿勢のカナダ中銀がハト派に転換するのか経済状況に注目しています。

GDPの結果が下振れするようであれば利下げ期待に繋がるのではないかと注目しています。

 

 

 

PCEデフレーター

FRBが最も重要視している指標のPCEデフレーターがどこまで低下しているのか注目です。

物価指標であるPCEデフレーターが安定して低下傾向にあれば利下げのハードルが低下するのではないかと思います。

利下げ期待が高まれば米金利低下とドル売りが進むのではないかと注目しています。

 

 

 

3)リスク要因

 

先週の金融政策発表ラッシュを通過し、欧米勢は本格的にお休みに入りマーケットの取引量は低下しています。

主要中銀は金融政策の転換点にあり、要人発言や物価指標に注目が集まっています。

冬休みで取引量が低下し薄商いの中で、サプライズの発言や指標結果が出てくると大きな値動きに繋がりフラッシュクラッシュに繋がる恐れがあります。

ポジション量の調整はしておきたいと思います。

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

12月18日(月曜日)

 

19:30 GBP ブロードベントBOE副総裁発言

19:45 EUR ブイチッチ・クロアチア中銀総裁発言

21:00 EUR ウンシュ・ベルギー中銀総裁発言

22:30 EUR シュナーベルECB専務理事発言

 

 

12月19日(火曜日)

 

00:00 EUR レーンECB専務理事兼主席エコノミスト発言

09:30 AUD RBA理事会議事要旨

12時前後 JPY 日銀金融政策決定会合

15:30 JPY 植田日銀総裁記者会見

17:00 EUR シムカス・リトアニア中銀総裁発言

19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(改定値)

22:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)

22:30 USD 米建築許可件数

 

12月20日(水曜日)

 

02:30 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

16:00 GBP 英CPI(消費者物価指数)

 

 

12月21日(木曜日)

 

00:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)

00:00 USD 米中古住宅販売件数

00:30 USD 原油在庫量

03:00 USD 米20年債入札

20:00 TRY トルコ金融政策決定会合

22:30 CAD カナダ小売売上高

22:30 USD 米GDP(確定値)、失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀製造業景況指数

 

 

12月22日(金曜日)

 

ニュージーランド・英国は短縮取引(クリスマス前)

 

08:30 JPY 日本CPI(消費者物価指数)

16:00 GBP 英GDP

22:30 CAD カナダGDP

22:30 USD PCEデフレーター

 

 

12月23日(土曜日)

 

00:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数(確定値)・期待インフレ率、中古住宅販売件数

03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND