2020年2月14日
米中協議第1段階合意内容スタート! 「2月14日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は英財務相の突如辞任と後継指名でポンドが急落急騰しています。
ユーロ圏の景気減速と政治不安からユーロ売りが止まらず、対ドル・対フランで2017年来安値までユーロ安が進んでいます。
本日は、米中協議第1段階合意が発行されます。
中国側は新型コロナの影響で輸入枠の縮小を訴えていましたが、米国側が認めるのかは疑問です。
中国は本当に合意内容を履行できるのか注目が集まります。
履行できなかった場合は、再度米中摩擦のリスクが出てくるので気になるところです。
目次
◎本日の注目点
1)欧州指標と欧州政治
本日はユーロ圏やドイツでGDPが発表されます。
10-12月期のGDPなので、中東リスクやCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響が出てくる前のデータです。
このデータが予想を下回るようであれば、1月以降の経済不安が大きくなり、ユーロ売りが加速する可能性があるので要注目です。
また、メルケル首相の後任とされていたクランプカ
このようなことからユーロ売りが加速しています。
指標とヘッドラインに注目しておきたいと思います。
2)週末リスク
本日は実質五十日で週末です。
また、週末が45日ルールにあたることから、本日の株式市場は注目です。
COVID-19(新型コロナウイルス)が感染拡大、感染範囲拡大している状況で経済的打撃が大きくなるのではないかとの懸念が残っています。
その他、中東リスクも完全に消え去ってしまったわけではありません。
昨日の欧米市場でも株価はやや軟調、本日も流れを継続する可能性が残っています。
週明け窓開けの可能性もあるため、ポジション調整・リスク管理には要注意です。
◎本日のイベントスケジュール
2月14日(金曜日)
16:00 EUR ドイツGDP
17:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)
19:00 EUR ユーロ圏GDP
19:00 JPY 雨宮日銀副総裁発言
22:30 USD 米小売売上高
23:15 USD 米鉱工業生産
2月15日(土曜日)
00:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数
01:45 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言(2020年・2022年投票権)
03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント数
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