米中貿易戦争悪化、中国株価と報復に注目!! ~9月18日の指標スケジュールと注目点~

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2018年9月18日

米中貿易戦争悪化、中国株価と報復に注目!! ~9月18日の指標スケジュールと注目点~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

◎今日の経済指標スケジュール

 

9/18(火曜日)

10:30 AUD 住宅価格指数
10:30 AUD 金融政策決定会合議事録
16:00 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁
16:15 EUR ドラギ総裁発言
16:30 SEK スウェーデン失業率
21:00 HUF ハンガリー政策金利発表

9/19(水曜日)

07:45 NZD 経常収支
10:30 AUD ケントRBA総裁補佐発言
12:00前後 JPY 日銀金融政策決定会合
15:30 JPY 黒田日銀総裁記者会見

 

 

 

◎本日の注目点

 

 

1)対中追加関税と株価への影響

発動が懸念されている対中関税第3弾、2000億ドル規模の関税を懸念して中国株は大幅下落しました。 中国株の下落は、チャイナショック時の安値を割り込んでいます。 節目を下抜けしたことで、下落下値の模索が難しくなっています。 また、人民元もジリ安となっています。 対中関税が発動された場合、中国株価の下落と中国による対米報復措置に注目です。

 


米ドル/人民元 日足チャート

 

 

2)Brexit交渉の進展と関連発言

昨日もバルニエBrexit交渉担当官の発言で、Brexit交渉合意期待感が高まっています。 ポンドについては、悪材料は大方織り込み済みです。 今後、合意期待が高まるような発言やポジティブ発言があればポンドが買われると思います。 気を付けるのは、まだ織り込まれていない情報が出てくる懸念も残っていることです。 想像の範囲ですが、Brexit交渉の中断(合意なしの離脱)や、離脱の可否を問い直す国民投票のやり直し、メイ首相の辞任などが考えられます。 英国は党大会など重要イベントが続くので、要人発言が出てくる可能性も高いと思われます。

 

3)トルコリラと欧州懸念

イタリアの予算案懸念が後退していることから、ユーロ圏のリスク後退とみられています。 ただ、先週利上げで買われたトルコリラが、再度売られているようです。 はっきりとした情報はわかりませんが、エルドアン大統領がらみではないかと一部情報。 木曜日には具体案を発表との情報もありますが、まだ噂の段階で確定情報がありません。 ただ、昨日トルコリラは一時、利上げ前の水準まで売られました。(業者によって水準はまちまち) トルコリラの下落は、欧州銀行にも影響します。 注意が必要です。 また、テクニカルやオプション関連のメルマガ情報などの情報です。 ユーロドルの”1.1700”を超えきれない場合、反落に注意との事。 個人的にはユーロはShort方向に見ているので、反落には注意したいと思っています。

 

 


USD/TRY 時間足チャート

 

 

 


EUR/USD 時間足チャート

 

 


EUR/USD 日足チャート

 

 

 

◎保有中のポジションと戦略

 

 

AUD/USDのShortポジションはホールド中。

GBP/JPYのLongポジションは半分利確しました。 半分利確した分、戻したタイミングでEUR/GBPに切り替えたいと思います。 

その他に、EUR/USDのShortポジションは準備中。 ”1.1600”に逆指値を入れておきたいと思います。

 

 

 

 

◎記録室

 

 

通貨強弱グラフ、株価、長期金利、要人発言を記録しています。

 

↓↓↓9月17日分は以下を参照ください。↓↓↓

2018年9月17日の記録室 ~要人発言と長期金利~

 

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