米中関税の全撤廃は噂だけなのか!? ~1月18日の注目点とスケジュール~

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2019年1月18日

米中関税の全撤廃は噂だけなのか!? ~1月18日の注目点とスケジュール~

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

早朝に、対中関税を撤廃を検討とヘッドラインで株価は急騰。 10年債利回りも上昇しています。 ドル円は上昇、一時109.40付近まで上昇しました。 また、ポンドは離脱案の代替案や、2度目の国民投票、EU側の対応など、ポジティブに受け止められる内容が多かったためポンドは上昇しています。

 

目次

◎本日の注目点

 

 

1)Brexit関連とメイ政権

 

先日否決された離脱案の代替案について、少しづつ詳細が出始めました。 21日に代替案が提出され、審議ののち29日に再採決との事。 また、2度目の国民投票についても21日に検討するための法案が提出されました。 少しづつ新たな離脱案について詳細が出始めています。 内容によっては、ポジティブに受け止められ、ポンドは大きく上昇しています。

また、メイ政権の閣僚が辞任の準備という報道が出ています。 離脱案の採決、不信任案決議と、ともにメイ政権にとって記録的大敗といっていい結果でした。 ということで、再度不信任案が提出される可能性も残っています。 ヘッドラインでポンドが大幅に動くので要注意です。

 

 

 

2)米企業決算と米中関係

 

米企業決算が続々と発表されています。 多くの企業で、米中貿易戦争の影響が出てきているようです。 そんな中、米中関税撤廃の噂が流れると、マーケットはポジティブに大きく反応しています。 その後、否定報道が出ましたが、マーケットはポジティブに受け取ったままです。 本日も追加報道が出てこないか、また、米中関係についての報道が出てこないか、マーケットの反応はどうなのかに注目です。

 

 

 

3)メキシコ国境の壁と予算案

 

トランプ大統領がどうしても譲れない、メキシコ国境の壁建設ですが、民主党とは対立、予算案は平行線をたどっています。 政府機関の閉鎖も長期化、各所に影響が出始めています。 いつまで閉鎖が続くのか、非常事態宣言を使うのか注目です。 以下も参照ください。

 


政府機関の閉鎖と影響について

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

1月18日(金曜日)

 

G20財務相・中央銀行総裁会議

 

18:00 EUR ビスコ・イタリア中銀総裁発言

18:00 USD IEA月次報告書

18:30 GBP 小売売上高

22:30 CAD CPI(消費者物価指数)

23:05 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

 

1月19日(土曜日)

 

ドイツ与党キリスト教社会同盟(CSU) 新党首選出

 

00:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数

01:00 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言

03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

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