先週は米金利が大きく低下してドル円が下落したところから始まり、その後は114円台までV字回復するなど結果的に114円を挟んだレンジに戻ってきています。

1週間を通してみると方向感の乏しい1週下でした。

 

今週も大きなイベントは少ないので、指標や要人発言で動いていく展開が予想されます。

余程の結果が出てこない限り、方向感を決めるような値動きには繋がらないのではないかと考えています。

 

◎本日の注目点

 

１）要人発言

 

本日は英中銀（BOE）MPCメンバーの発言が多数予定されています。
英中銀（BOE）は、先日の金融政策発表で予想外の据え置きが発表しました。

利上げを投票したのはラムズデンBOE副総裁とソーンダースBOE外部理事です。

それ以外のBOE要人が利上げに前向きな発言が出てこないか注目です。

利上げに前向きな発言が出てくれば利上げ期待に繋がるのではないかと思います。

 

 

 

２）米中首脳会談

 

今回の米中首脳会談では対立よりも緩和が注目されています。

米国は貿易赤字が続いており、対中貿易赤字も凄い状況です。

また、米国では物価高が問題となっています。

対中関税を下げる、緩和することで中国からの輸入品の価格が下がります。

このことで物価下落につなげようとしているのかもしれません。

なので、対中関税を緩和させると、インフレ後退に繋がり、ドル安が進む可能性があるので注目です。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

11月15日(月曜日)

 

米中首脳会談（オンライン形式）

 

08:50　JPY　日本国内総生産

09:30　AUD　エリスRBA総裁補佐発言

10:00　JPY　黒田日銀総裁発言

11:00　CNY　中国鉱工業生産・失業率

18:30　GBP　ハスケルBOE外部理事発言

23:30　GBP　ベイリーBOE総裁、マンBOE外部理事、ピルBOE主席エコノミスト、ソーンダースBOE外部理事発言（議会証言）

 

 

11月16日(火曜日)

 

00:45　EUR　デギントスECB副総裁発言

09:30　AUD　RBA理事会議事要旨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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