米国で注目のCPI(消費者物価指数)が発表! 「11月10日の注目点とイベントスケジュール」

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2021年11月10日

米国で注目のCPI(消費者物価指数)が発表! 「11月10日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日はバイデン大統領とブレイナードFRB理事が面談していたとの報道で米金利は低下しました。

超ハト派のブレイナードFRB理事が次期FRB議長になると、利上げの時期は後退するのではないかとの観測から金利が低下しています。

また、ブレイナードFRB理事は銀行などの取引規制に積極的なので銀行株などは下落、銀行株の下落をキッカケに今まで最高値を更新してきた米株3指数は利益確定売りに繋がり、大きく下落しました。

米株下落はリスクオフ要因となり、オセアニア通貨の売りに繋がり、金価格の上昇に繋がっています。

 

本日はNY時間に米CPI(消費者物価指数)が発表されるので、様子見ムードが強くなるのではないかと考えています。

ただ、中国でもCPI(消費者物価指数)が発表されるので、中国リスクと合わせてリスクオフが進まないかだけは気を付けておきたいと思います。

 

目次

◎本日の注目点

 

 

1)米CPI(消費者物価指数)

 

米国は物価高が進み問題となっています。

本日は物価指標であるCPI(消費者物価指数)が発表されます。

上昇するようであれば、物価上昇を抑える為にFRBは利上げ期待に繋がるのではないかと考えています。

 

CPI(消費者物価指数)の結果で米金利が上昇するのかも併せて注目です。

FOMC後から米金利は低下して、1.4%台まで下落しています。

金利が上昇しないようであれば、日米金利差低下による円高が進むのではないかと注目しています。

 

 

 

2)中国リスク

 

中国恒大集団の利払い期限が週末に控えていることで、デフォルトを宣言する可能性に注目が集まっています。

中国恒大集団以外でもデフォルトする不動産会社も出てきています。

また、本日は9月末から社債不履行で取引停止になっていた「花様年控集団」取引再開されるようです。

香港市場が荒れないか?

リスクオフの容認にならないか注目です。

 

 

 

3)パウエルFRB議長の後任

 

昨日「バイデン大統領がFRB議長職についてブリナード氏と面談」と報じられたことで、最もハト派と言われるブレイナードFRB理事が議長になるのではないかとの憶測から米金利は低下しています。

まだ憶測の段階ですが、確報に近い報道が出てくると、さらに金利が低下する可能性もあるので要注目です。

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

11月10日(水曜日)

 

08:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数

10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)

16:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)(改定値)

18:30 EUR エルダーソンECB専務理事発言

22:30 USD 米CPI(消費者物価指数)・失業保険申請件数

23:00 GBP テンレイロBOE外部理事発言

 

 

11月11日(木曜日)

 

00:30 USD 原油在庫量

03:00 USD 米30年債入札

04:00 USD 米月次財政収支

09:30 AUD 豪雇用統計・失業率

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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