2025年1月23日
米失業保険申請件数とトランプ演説に注目! 「1月23日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は重要指標がなく取引材料に乏しい中、様子見ムードの強い1日となりました。
欧州時間になるとラガルドECB総裁が「2025年のうち
本日は米国の失業保険申請件数やカナダの小売売上高など経済指標と、ダボス会議でのトランプ大統領の演説に注意しておきたいと思います。
目次
◎本日の注目点
1)経済指標
米失業保険申請件数
FRBは雇用市場に注目しており、失業保険申請件数は毎週発表されるため雇用指標の先行指標として注目されています。
注目度が高くなっているため市場予想と結果が乖離すると大きな値動きに繋がるので注意しておきたいと思います。
カナダ小売売上高
カナダの景気を確認するため、小売売上高の結果に注目しておきたいと思います。
小売売上高の結果が弱ければ追加利下げの可能性が高まり、カナダドル売りが進むのではないかと思います。
日本CPI(消費者物価指数)
CPI(消費者物価指数)の後に日銀金融政策決定会合が控えています。
CPI(消費者物価指数)の結果が強ければ利上げ判断の後押しに繋がるのではないかと注目しています。
2)トランプリスク
トランプ大統領が大統領に就任して多くの大統領令にサインしています。
また、多くの要人や財界人と会談しており、各国・各業界に大きく影響を及ぼしています。
本日はトランプ大統領がダボス会議で演説します。
欧州や英国、ウクライナについてどのような発言が出てくるのか、中東や中国などに対して発言が出てくるのか注意しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
1月23日(木曜日)
世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)(スイス・ダボス)
19:30 EUR エスクリバ・スペイン中銀総裁発言
22:30 USD 米失業保険申請件数
22:30 CAD カナダ小売売上高
1月24日(金曜日)
00:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)
01:00 USD トランプ大統領発言(ダボス会議で演説)
01:00 USD 原油在庫量
03:00 USD 米10年債入札
08:30 JPY 日本CPI(消費者物価指数)