米指標結果と円高がどこまで進むのかに注目! 「7月25日の注目点とイベントスケジュール」

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2024年7月25日

米指標結果と円高がどこまで進むのかに注目! 「7月25日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は「日銀は来週の金融政策決定会合で利上げを検討」「今後数年間で債券購入を半減する計画」や、自民党の茂木敏充幹事長が「日本経済再生で強くて安定した円を作ることが必要」と述べたとの報道が伝わると日銀の政策正常化への思惑が高まり円買いが大きく進み、ドル円は24時前に一時153.11円と5月6日以来の安値を付けました

 

カナダ中銀は2会合連続で0.25%の利下げを決定、マックレムBOC総裁は追加利下げの可能性について発言したことからカナダドル売りが進みました。

 

フランス・ドイツ・ユーロ圏の製造業・サービス業・総合PMI(速報値)は市場予想よりも弱い結果となったことでユーロ売りが優勢となりました。

 

本日は注目される米指標が重なって発表されることから21時半の指標発表時には注目しておきたいと思います。

また、来週の日銀金融政策決定会合を控えて、利上げを織り込もうと円買いが進んでいます。

どこまで円高が進むのかにも注目しておきたいと思います。

目次

◎本日の注目点

 

1)経済指標

 

米失業保険申請件数、耐久財受注、GDP(速報値)

FRBは物価が落ち着いてきたことで雇用市場に注目しています。

失業保険申請件数は毎週発表されるため雇用指標の先行指標として注目されています。

中でも継続申請が増えてくるようであれば失業者が増えていると受け止められるので注目されています。

 

今回はGDPの速報値も発表されます。

景気悪化が確認できれば利下げ期待が高まるのではないかと注目しています。

今回のGDPは速報値なので市場予想を大きく乖離する可能性があるので注意しておきたいと思います。

 

 

 

2)リスク要因

 

トランプラリー

11月の米国大統領選挙はトランプ前大統領の当選をマーケットは織り込み、トランプ銘柄の取引が始まっています。

トランプ前大統領の発言やX(旧Twitter)によりマーケットが反応します。

先週は円安に対して発言したことで円買いが進むことがありました。

今週もトランプ前大統領の発言やX(旧Twitter)に注意しておきたいと思います。

 

円安・介入

ドル円は160円が基準になっているのではないかと注目されています。

円安が進みドル円が160円に近付いてくると口先介入が出始めるのではないか、160円を超えた時に実弾介入があるのか注目です。

 

 

 

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

7月25日(木曜日)

 

20:00 EUR ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言

21:30 USD 米失業保険申請件数、耐久財受注、GDP(速報値)

 

 

7月26日(金曜日)

 

00:00 EUR ラガルドECB総裁発言

02:00 USD 米7年債入札

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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