2021年5月31日
米英お休みで閑散相場!? 「5月31日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
先週は週後半で引き締めに関する要人発言で米ドルやポンドが大きく動きました。
やはりマーケットの注目は中銀の引き締め政策への転換タイミングのようです。
今日は米英がお休み、休場で閑散としそうです。
月末ではありますが、月末フローも少なそうです。
目次
◎本日の注目点
1)閑散相場
本日は英国と米国が祝日で休場で、参加者が少なく、取引量も低下するので閑散相場が予想されます。
閑散相場では取引量の少なさから、突発的な値動きの時に大きな値動きに繋がろ可能性があるので注意したいと思います。
突発的な値動きに繋がりやすいのは大きな乖離が出た経済指標の発表や、予想していなかったリスク要因に関するヘッドラインです。
本日は重要な指標が少ないことから、出てくるとしたらリスク要因のヘッドラインだと思われます。
リスクオフ方向への急変には注意して、リスク管理しておきたいと思います。
2)欧州物価指標
欧州では景気回復に格差が出ています。
ドイツなどは景気回復が早く、イタリアなどが遅い状況です。
ドイツなどは早く引締めしたいのですが、イタリアなどが反対していることから、イタリアなどの景気が回復してきているかがポイントになってきます。
また、イタリアなどの回復が遅れていても、ドイツなどの物価上昇が進みすぎている場合も引き締め期待が高まると思います。
本日はスペインやイタリア、ドイツの物価指標HICP(消費者物価指数)が発表されるので、どこまで上昇しているか注目しておきたいと思います。
◎本日のイベントスケジュール
5月31日(月曜日)
英国・米国休場
10:00 CNY 中国製造業・非製造業PMI
16:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)
17:30 EUR ビスコ・イタリア中銀総裁発言
18:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)
21:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)
6月1日(火曜日)
07:45 NZD NZ建築許可件数
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