米金利を中心に発言・議会に注目! 「10月4日の注目点とイベントスケジュール」

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2021年10月4日

米金利を中心に発言・議会に注目! 「10月4日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週前半は米金利が上昇し、ドル円は112円にタッチするまで上昇しました。

週後半は債務上限の問題が気にされ、米金利は低下、ドル円も111円まで下落しています。

 

本日も米金利がマーケットの中心、金利の動きが各マーケットを主導する展開になりそうです。

 

目次

◎本日の注目点

 

1)要人発言

 

利上げ期待の高まる英中銀(BOE)MPCメンバーのラムズデンBOE副総裁の発言に注目。

利上げに積極的な発言が出てきた場合、利上げ期待が高まり英金利が上昇。

ポンドの回に繋がるのではないかと注目しています。

 

また、利上げ時期に注目が集まるFRB、FOMCメンバーのブラード・セントルイス連銀総裁の発言にも注目です。

ブラード・セントルイス連銀総裁は22年の投票権を持っているので、利上げに積極的なのか発言内容に注目。

22年の投票権を持つメンバーが利上げに積極的になった場合は、利上げ期待が高まり、米金利が上昇、米ドルが買われる展開になるのではないかと考えています。

 

 

 

2)原油価格

 

原油価格はじめ。石炭価格など燃料資源の価格上昇が注目されています。

本日はOPECプラス閣僚会合が開催され、減産について協議されます。

増産ということになれば原油価格の上昇を抑え、原油価格の下落に繋がるのではないかと注目しています。

 

ただ、以前と違い米国のシェールオイルは減産しており、OPECの影響力が大きくなっています。

OPECが高い原油価格を維持したいと考えた場合は減産を継続する可能性も考えられるので、OPECプラス閣僚会合の結果に注目です。

 

 

 

3)米議会

 

米議会では予算協議と債務上限の協議が続いています。

特に債務上限の問題は懸念が高まっており、先週末には格付け会社のフィッチが格下げの可能性に言及しています。

デフォルト懸念が高まれば米金利が低下する可能性があるので注意が必要です。

 

また、デフォルト懸念や予算協議で揉めるようであれば株価下落に繋がる可能性もあります。

米議会の状況に注目です。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

10月4日(月曜日)

 

中国市場休場(国慶節)

ユーロ圏財務相会合

OPECプラス会議

 

16:00 TRY トルコCPI(消費者物価指数)

21:00 GBP ラムズデンBOE副総裁発言

21:30 CAD カナダ建築許可件数

23:00 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言(22年投票権)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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