2021年3月9日
米3年債入札で日米金利はどう動く? 「3月9日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日もドル円は上昇し、109円まであと一歩のところまで来ました。
ドル円の108.94円は昨年6月以来9か月ぶりの水準です。
米金利の上昇や追加経済対策案の可決見通しによる米経済の持ち直し期待から、米ドル買いが進んでいます。
ドルの強さを計る指標の一つのドルインデックスは、節目を抜けて上昇トレンドに変わったように見えます。
ドル高トレンドにマーケットの流れが変わったのかもしれません。
目次
◎本日の注目点
1)米金利
本日は注目の米金利に大きく影響する、米3年債入札が予定されています。
今週は本日の3年債をはじめ、10年債や30年債の入札が予定されています。
来週にFOMCを控えていることから、FRB要人はブラックアウト期間に入り発言が出てこない状況で、国債の入札があり、金利が大きく動く可能性があります。
金利が急騰しても牽制する発言が出てこない為、大きく金利が上昇する可能性があります。
入札後の金利の推移と、金利によって株価と為替がどのような反応をするのか要注目です。
2)日米金利差
米金利上昇の陰で、日本の金利も大きく動いています。
先週末、金曜日に黒田日銀総裁の発言で日本の金利は急低下がしました。
日本の金利が急低下したことで日米金利差は拡大し、ドル円上昇の追い風となっています。
昨日の日本の金利は再度上昇圧力が強くなってきています。
また日本の金利上昇が始まるのか、それとも再下落し低水準で推移するのか注目です。
◎本日のイベントスケジュール
3月9日(火曜日)
09:00 NZD NBNZ企業信頼感指数
09:30 AUD NAB企業信頼感指数
19:00 EUR ユーロ圏GDP(10~12月期)(改定値)
21:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)
3月10日(水曜日)
03:00 USD 米3年債入札
07:00 AUD ロウRBA総裁発言
08:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数
09:30 AUD 豪建築許可件数
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