米CPI(消費者物価指数)やミシガンに注目! 「8月7日週の注目点とイベントスケジュール」

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2023年8月7日

米CPI(消費者物価指数)やミシガンに注目! 「8月7日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週はISMや雇用統計などが発表され、強弱入り混じる結果となりました。

週末に発表されたNFP雇用統計では、市場予想よりも弱い雇用者数や前回の雇用者数が下方修正されたことでドル売りが進みました。

 

また、先週の1番の注目は日銀で、YCC(イールドカーブ・コントロール)の修正で金利誘導が1.0%とされたのかと思いましたが、0.6%台で臨時の国債買い入れオペが告知されました。

急なオペ告知で日銀の緩和姿勢が強調され、円安が大きく進んでいます。

 

今週は重要な指標が少なく、夏休みモードが強い1週間になるのではないかと思っています。

目次

◎今週の注目点

 

1)経済指標

 

米CPI(消費者物価指数)

米国の物価高は低下してきており、FRBによる利上げ終了も間近ではないかと注目されています。

先週発表された雇用統計では強弱入り混じる結果となっており、9月FOMC利上げの判断材料としてCPI(消費者物価指数)に注目が集まっています。

CPI(消費者物価指数)の結果が市場予想よりも低下して物価低下が確認された場合は、9月FOMCでの利上げは見送り、年内の利上げ期待も後退するのではないかと思います。

FRBの利上げサイクルの終了が意識されるとドル売りが加速するのではないかと思います。

CPI(消費者物価指数)の結果に注目です。

 

 

 

英GDP(速報値)

先日の英中銀では0.25%利上げを発表、インフレーションレポートでは来年のインフレ見通しを下方修正しています。

ただ、それでも追加利上げが予想され、主要国の中で最も高い金利になるのではないかと予想されています。

それだけ利上げすると英国経済の後退が懸念されます。

今回発表のGDPが市場予想よりも弱い結果となると英中銀も利上げに消極的となり、スタグフレーションが懸念されます。

英中銀の利上げが消極的になるのか、GDPの結果に注目です。

 

 

 

米PPI(生産者物価指数)

PPI(生産者物価指数)が高止まりすると仕入れ価格の高止まりとして受け止められ、仕入れ価格の高止まりは商品価格の高止まりとして物価の高止まりに繋がります。

このことから、PPI(生産者物価指数)はCPI(消費者物価指数)の先行指標として注目されています。

PPI(生産者物価指数)が市場予想よりも低下していればCPI(消費者物価指数)の低下期待に繋がり利上げ期待は後退、PPI(生産者物価指数)が高止まりしていた場合は追加利上げ期待に繋がるのではないかと思います。

 

 

 

ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)・期待インフレ率

ハイペースで利上げしてきた米国の経済がどこまで後退するのか景気見通しとして消費者信頼感指数に注目です。

利上げが終了間近となり、次の注目は利下げ時期に移ってきています。

今後の景気悪化が見えてくるようであれば来年の早い時期に利下げがあるのではないかとの期待に繋がりドル売りが進むのではないかと思います。

また、同時に発表される期待インフレ率がどこまで低下しているのかにも注目です。

期待インフレ率が低下していれば利上げ終了が見えてくるのではないかと思います。

 

 

 

2)円売り・介入警戒

 

日銀はYCC(イールドカーブ・コントロール)の修正したことで金融正常化の第1歩ではないかとみられましたが、先週の日銀は臨時国債買い入れを告知するなど緩和姿勢を強調しています。

マーケットも日銀の緩和姿勢から円売りが継続されています。

日銀による国債買い入れオペが継続されるのか、円売りが進むのかに注目です。

また、このまま円売りが進んだ場合は円買い介入が警戒されます。

145円が近付いた時にどのような発言が出てくるのか、口先介入のレベルには注意しておきたいと思います。

 

 

 

3)季節要因

 

7月末の金融政策発表ラッシュを終えて、欧米は夏休みムードが強くなっています。

取引量が低下し小動きな値動きになり、何かのきっかけで急に大きな値動きになることがあります。

フラッシュクラッシュなどには注意しておきたいと思います。

また、週末は日本もお盆前でポジション調整やレパトリなど、実需の動きにも注意しておきたいと思います。

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

8月7日(月曜日)

 

08:50 JPY 日銀金融政策決定会合における主な意見(7月28日分)

21:30 USD ボウマンFRB理事、ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

 

 

8月8日(火曜日)

 

04:00 USD 米消費者信用残高

09:30 AUD 豪Westpac消費者信頼感指数

15:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)(改定値)

21:15 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言

21:30 USD 米貿易収支

21:30 CAD カナダ貿易収支

 

 

8月9日(水曜日)

 

10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)、PPI(生産者物価指数)

21:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)

23:30 USD 原油在庫量

 

 

8月10日(木曜日)

 

02:00 USD 米10年債入札

21:30 USD 米CPI(消費者物価指数)、失業保険申請件数

 

 

8月11日(金曜日)

 

02:00 USD 米30年債入札

03:00 USD 米月次財政収支

04:00 MXN メキシコ政策金利発表

04:00 USD ボスティック・アトランタ連銀総裁発言

15:00 GBP 英GDP(速報値)

15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(改定値)

21:30 USD 米PPI(生産者物価指数)

23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)・期待インフレ率

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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