米PPI(生産者物価指数)に注目! 「11月15日の注目点とイベントスケジュール」

TOP > 注目点とイベントスケジュール > 米PPI(生産者物価指数)に注目! 「11月15日の注目点とイベントスケジュール」

2023年11月15日

米PPI(生産者物価指数)に注目! 「11月15日の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

昨日は注目のCPI(消費者物価指数)が発表され、前月比は横ばい、前年比は市場予想の3.3%を下回り3.2%となり、エネルギーと食品を除くコア指数は前月比が市場予想の0.3%を下回り0.2%、前年比が市場予想4.1%を下回り4.0%となりました。

全体的に市場予想よりも弱い結果となったこで、市場では「米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げサイクルは終了した」との見方が浮上し、米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.4298%前後まで急低下、米長期金利の低下とともに全般ドル売りが優勢となり、5時30分過ぎに一時150.16円と日通し安値を更新しました。

主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時103.99と9月1日以来の低水準まで下げています。

 

本日は米国のPPI(生産者物価指数)が発表されます。

PPI(生産者物価指数)は物価の先行指標として注目されていることから、昨日のCPI(消費者物価指数)に続きPPI(生産者物価指数)も市場予想を下回る結果となれば、本格的にインフレ低下が確認され、利上げ終了観測が本格的に織り込まれるのではないかと注目しています。

目次

◎本日の注目点

 

1)経済指標

 

英CPI(消費者物価指数)

英中銀は2会合連続で据え置きを選択し、利上げ終了に向かっていると予想しています。

極端に物価上昇が確認されれば追加利上げの可能性も出てくると思いますが、市場予想通りや予想を下回る結果になれば利上げ終了の可能性が高まるのではないかとCPI(消費者物価指数)の結果に注目しています。

 

 

 

米PPI(生産者物価指数)

PPI(生産者物価指数)は製造過程の仕入れ価格などの指数なので、PPI(生産者物価指数)が上昇するとコスト増となり、最終商品・製品価格の上昇につながります。

そのため、PPI(生産者物価指数)はCPI(消費者物価指数)の先行指標として注目されています。

順調にPPI(生産者物価指数)が低下してきているのか、物価は低下していくのか、結果に注目です。

 

 

 

豪雇用統計

RBAは先日の理事会で追加利上げを発表し、さらなる追加利上げの可能性を残しています。雇用が強ければ景気の底堅さや人件費の高止まりなどから追加利上げの可能性が出てくるのではないかと注目しています。

雇用者数や失業率とともに、フルタイムなのかパートなのかなど労働参加率にも注目しておきたいと思います。

 

 

 

2)要人発言

 

FRB

12月のFOMCに向けて追加利上げがあるのか要人発言に注目です。

先日のFOMCで年内追加利上げの可能性は残したものの、金利の上昇が利上げの代替手段となっているとして金利上昇リスクに言及しました。

また、中東リスクや政府機関の閉鎖リスクなどにも言及し、追加利上げに対しては消極的な姿勢でした。

ただ、先週のパウエルFRB議長の発言がややタカ派であったことから米金利は高止まりしています。

金利上昇、中東リスク、政府機関の閉鎖などリスク要因に加えて、経済指標の結果を受けて利上げの可能性が高まるのか、利上げ終了なのか、発言を受けて金利はどう動くのかと合わせて注目しておきたいと思います。

 

 

 

ECB

ECB理事会では利上げ終了の可能性が高まっています。

また、欧州は景気後退が進んでおり、景況感も悪化しています。

来年には利下げがあるのではないかと注目されています。

景気・景況感についてどのような発言が出てくるのか、利下げについて発言が出てくるのか注目です。

 

 

 

英中銀

先日の英中銀で据え置きを発表し、MPCの投票配分も据え置き票が増えていました。

英国は米欧と比べ物価は高止まり、景気は大きく悪化しており、スタグフレーションの可能性がかなり高くなっていて、英中銀は利上げ終了し、早い時期に利下げがあるのではないかと注目されています。

今週は英国の景気や物価を確認するために経済指標が多数発表されます。

指標結果を受けて発言内容に変化がないか、来年の利下げについて発言が出てこないか注目しています。

 

 

 

日銀・政府当局

ドル円は一時151.76円まで上昇し、神田財務官は「スタンバイです」と発言し介入警戒が高まっています。

雇用統計などが市場予想を下回ったことで一時150円割れしましたが、円安トレンドは変わらず再度円安が進んでいます。

円安が進み再度高値を更新した場合に介入について発言があるのか、発言に変化が出てくるのか注目です。

「スタンバイ」との発言は昨年の介入前に出てきていることから、「スタンバイ」はかなり介入警戒レベルの高い発言ではないかと思います。

 

以下、去年の口先介入時のものです。

 

 

 

 

◎本日のイベントスケジュール

 

 

11月15日(水曜日)

 

08:50 JPY 日本GDP

09:30 AUD 豪賃金物価指数

16:00 GBP 英CPI(消費者物価指数)

16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(改定値)

22:30 USD 米PPI(生産者物価指数)、ニューヨーク連銀製造業景況指数、小売売上高

23:30 USD バーFRB副議長発言

 

 

11月16日(木曜日)

 

00:30 USD 原油在庫量

03:00 GBP ハスケルBOE外部理事発言

05:30 USD バーキン・リッチモンド連銀総裁発言

09:30 AUD 豪雇用統計・失業率・労働参加率

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND