2020年6月18日
英中銀BOE政策金利発表に注目! 「6月18日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日は一昨日から一転ボラティリティは急低下、様子見なのか全く動かない相場が続きました。
そんな中、米国では新たなリスクが出てきました。
前大統領補佐官のボルトン氏が、大統領補佐官時代のトランプ政権・トランプ大統領について暴露本を出すといっており近日発売らしい。
トランプ大統領は自身の再選のためにしか政治決定をしないとの事。
ホントに暴露本が出てきた場合のマーケットの反応がどうなるか気になるところです。
目次
◎本日の注目点
1)BOE政策金利発表
英中銀政策金利発表が予定され、予想は金利据え置き、QE額は増額ではないかとみられています。
QE増額については、Bloombergでは1000憶ポンド増額が予想されていますが、完全に織り込んでいるとはいえません。
QE額の発表でポンドが動く可能性が高いのではないかと思います。
また、QE額以外で注目されているのが利下げ・マイナス金利です。
今回の導入はないと思いますが、どのくらいのメンバーが検討しているのか!?
今後の導入の予定があるのか!?
あとはコロナの影響でどこまで経済悪化するのかなど経済見通しも注目が集まります。
2)EUサミット
明日まで開催されるEU首脳会議(サミット)の最大の注目点はコロナ復興基金の成立。
ポイントは成立できるのか、支援金の額の2点です。
7500億ユーロを検討しており、内訳は5000億ユーロの支援金(返却の必要なし)と2500億ユーロの融資金(返済の必要あり)で検討されていますが、反対している国は7500億ユーロ全額返済の必要がある融資金にするべきだと言っています。どこまで返済の必要がない融資金を守ることが出来るのか注目。
また、内訳で折り合いがついて基金成立となるのか、先送りさせるのかにも注目が集まります。
3)リスク要因
・北朝鮮リスク
・米中関係
・中豪関係
・差別抗議デモ
・コロナ感染第2波懸念
・ボルトン前大統領補佐官の暴露本
◎本日のイベントスケジュール
6月18日(木曜日)
EU首脳会談(EUサミット)
10:30 AUD 豪雇用者数増減・失業率
16:30 CHF SNB(スイス国立銀行)政策金利発表
17:00 CHF ジョーダンSNB総裁記者会見
20:00 GBP BOE政策金利・声明文・MPC投票配分発表
21:30 USD 米新規失業保険申請件数・フィラデルフィア連銀製造業景況指数
22:00 GBP ブロードベントBOE副総裁、テンレイロBOE外部理事発言
6月19日(金曜日)
01:00 EUR ホルツマン・オーストリア中銀総裁発言
01:15 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言
08:30 JPY 日本CPI(消費者物価指数)
08:50 JPY日銀金融政策決定会合議事要旨(4月27日・5月22日分)
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