英指標や米要人発言に注目! 「11月14日週の注目点とイベントスケジュール」

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2022年11月14日

英指標や米要人発言に注目! 「11月14日週の注目点とイベントスケジュール」

記事を書いた人:岡ちゃんマン

 

先週は注目されていてCPI(消費者物価指数)が予想を大きく下回る結果となったことで、インフレは低下しFRBは引き締めを後退させるのではないかと観測から米金利は低下しドル売りが大きく進みました。

特に今まで大きく買われ、ドル買いトレンドとなっていたことから売り戻しが進み、金利低下以上にドル売りが進んでいます。

 

週末金曜日に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数で期待インフレ率が予想を下回ったこともドル売り加速に繋がり、ドル円は一時138.47円と8月31日以来の安値を付け、ユーロドルは一時1.0364ドルと8月11日以来3カ月ぶりの高値を付けました。

 

今週は先週のCPI(消費者物価指数)ほどの影響力がある指標はありませんが、要人発言などが多数予定されているので米ドルのボラティリティは大きくなるのではないかと注目しています。

また、英国重要指標が多数あるので、ポンドのボラティリティも大きくなるのではないかと思っています。

目次

◎今週の注目点

 

1)経済指標

 

英雇用統計

英国の物価上昇要因に人手不足があります。

雇用が改善し、平均賃金が予想を下回るようであれば物価低下に繋がるのではないかと注目されています。

平均賃金が予想を下回り、どこまで低下しているのかに注目です。

 

 

 

米PPI(生産者物価指数)

先週のCPI(消費者物価指数)は予想を下回る結果となりましたが、今後も低下していくのか注目されています。

生産者物価指数は仕入れ価格のようなものなので、生産者物価指数が予想以上の結果となると今後のCPI(消費者物価指数)も予想以上の結果になる可能性があります。

生産者物価指数が予想に対してどのような結果が出てくるか注目です。

 

 

 

豪四半期賃金指数

RBA理事会では雇用と賃金に注目が集まっています。

特に注目されているのが四半期に一度発表される賃金指数です。

賃金指数が予想を下回る結果となれば、RBA理事会はよりハト派となり引き締めを終了させる可能性があるのではないかと注目しています。

賃金指数の結果と豪ドルの動きに注目です。

 

 

 

英CPI(消費者物価指数)

英国では物価高が問題となっていて、経済よりも物価高抑制を優先させています。

予想を上回るCPI(消費者物価指数)が出てくると、英中銀はさらに引き締めを進めるのではないかと予想されます。

引き締めによる金利上昇でポンド高になる可能性もありますが、景気後退などの懸念からポンド安に反応する可能性もあるので、CPI(消費者物価指数)の結果とポンドの動きに注目です。

 

 

 

米小売売上高

高インフレが続きFRBがハイペースで引き締めを進める中、米経済がどこまで冷え込んでいるのか、小売売上高の結果から消費動向を確認したいと思います。

CPI(消費者物価指数)が予想よりも弱かったことから、景気が予想以上に冷え込んでいた場合は引き締めペースを後退させる可能性が出てくるのではないかと思われます。

 

 

 

豪雇用統計

RBA理事会が注目している雇用統計です。

RBA理事会では雇用の伸びは鈍化すると予想されているため、予想通り雇用が鈍化している場合は引き締めの後退に繋がり豪ドル売りが進むのではないかと注目しています。

特に失業率や労働参加率に注目しておきたいと思います。

 

 

 

英小売売上高

物価高やウクライナ・ロシアの影響などから英国経済は大きくダメージが出ているのではないかと注目されています。

英国経済がどこまで悪化しているのか、消費がどこまで低下しているの、小売売上高の結果から確認したいと思います。

小売売上高の結果が予想を大きく下回るようであればポンド売りに繋がるのではないかと注目しています。

 

 

 

2)要人発言

 

FRB

先週発表されたCPI(消費者物価指数)やミシガン大学消費者信頼感指数で発表された期待インフレ率は予想を下回り、インフレの低下が期待されています。

インフレ低下の期待からFRBは引き締めを後退させ、ターミナルレート(利上げの終了水準)も低下するのではないかと予想されています。

このことで金利は低下し、今まで買われていたドルが売り戻されています。

FRBの要人がインフレ低下を好感し、引き締めの後退を考えているようであれば金利低下・ドル売りが加速するのではないかと、要人の発言に注目しています。

 

 

 

英中銀

今週は英国のCPI(消費者物価指数)や雇用統計など、英国重要指標の発表が続きます。

英国の重要指標の結果を受けて、要人がどのような発言をするのかに注目です。

また、トラス前英首相の大規模減税政策により金融不安に陥った英国経済ですが、スナク英首相になり減税案は撤回し緊縮財政を進めるとしたことで金融不安は解消されています。

スナク政権の中期財政計画が今週発表される見通しで、どこまでの緊縮財政となっているのか、財政計画の発表を受けて英株式や英債券市場がどのような反応をするのか注目です。

再度、金融不安に陥るようであればポンド売りが進む可能性があるので注目です。

 

 

 

ECB

欧州では物価高が進んでいます。

引き締めを進めるのか、経済を優先させるのか、発言に注目しています。

ウクライナとロシアの情勢も少し落ち着き、ウクライナが優勢と報道されていることから欧州経済にはプラスに働くのではないかと思われています。

このことから経済よりも物価抑制を優先させ、引き締めを一段と進めるのではないかと予想されています。

ECB理事会メンバーからタカ派な内容の発言が出てこないか、今まで売られていたユーロが買い戻されないか注目したいと思います。

 

 

 

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

 

11月14日(月曜日)

 

米中首脳会談(バリ島)

 

06:30 USD ウォラーFRB理事発言

19:00 EUR パネッタECB専務理事発言

22:45 CAD マックレムBOC総裁発言

 

 

11月15日(火曜日)

 

G20首脳会談(バリ島)

 

01:15 EUR デギントスECB副総裁、センテノ・ポルトガル中銀総裁発言

01:30 CHF ジョーダンSNB総裁発言

01:30 USD ブレイナードFRB副議長発言

03:00 EUR ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言

08:30 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

08:50 JPY 日本7∼9月期GDP(速報値)

09:30 AUD RBA理事会議事要旨

12:00 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言

16:00 GBP 英雇用統計・失業率・平均賃金

16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)(改定値)

17:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)(改定値)

19:00 EUR ドイツZEW景況感指数

19:00 EUR ユーロ圏ZEW景況感指数・GDP(改定値)

22:30 USD 米PPI(生産者物価指数)・ニューヨーク連銀製造業景況指数

23:00 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言

 

 

11月16日(水曜日)

 

G20首脳会談(バリ島)

 

00:00 USD バーFRB副議長発言

02:30 EUR エルダーソンECB専務理事発言

09:30 AUD 豪四半期賃金指数

16:00 GBP 英CPI(消費者物価指数)

18:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)

22:30 USD 米小売売上高

22:30 CAD カナダCPI(消費者物価指数)

23:15 GBP ベイリーBOE総裁発言(議会証言)

23:50 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言

 

 

11月17日(木曜日)

 

英政府・中期財政計画発表

 

00:00 EUR ラガルドECB総裁発言

00:30 USD 原油在庫量

03:00 USD 米20年債入札

04:35 USD ウォラーFRB理事発言

08:50 JPY 日本貿易収支

09:30 AUD 豪雇用統計・失業率・労働参加率

19:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)(改定値)

21:30 GBP ピルBOE主席エコノミスト発言

22:00 USD ブラード・セントルイス連銀総裁発言

22:30 USD 米建築許可件数・フィラデルフィア連銀製造業景況指数・失業保険申請件数

23:15 USD ボウマンFRB理事発言

23:30 GBP テンレイロBOE外部理事発言

23:40 USD メスター・クリーブランド連銀総裁発言

 

 

11月18日(金曜日)

 

08:30 JPY 日本CPI(消費者物価指数)

16:00 GBP 英小売売上高

17:30 EUR ラガルドECB総裁発言

22:00 EUR ナーゲル・ドイツ連銀総裁発言

22:15 EUR クノット・オランダ中銀総裁発言

22:15 GBP マンBOE外部理事発言

 

 

11月19日(土曜日)

 

00:00 USD 米中古住宅販売戸数

02:15 GBP ハスケルBOE外部理事発言

03:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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