2020年10月1日
英離脱協議とEUサミットの同時開催に注目! 「10月1日の注目点とイベントスケジュール」
記事を書いた人:岡ちゃんマン
昨日はテレビ討論会が開催され注目されていましたが、内容はほとんどなく、ただの口論を見せられたとの評価になっています。
今後、あと2回のテレビ討論会が予定されていますが、期待できなくなってしまったとの報道も出ています。
テレビ討論会が終了したことで、次のテーマは米経済対策法案と英国の離脱協議に移ると思われます。
目次
◎本日の注目点
1)離脱協議とEUサミット
英国と欧州の間で行われる離脱協議も残すところ2日となり、進捗状況が出てくるのではないかと注目しています。
月曜日には一部通信社の報道として 「英国は協議打開を目指して欧州連合(EU)に新たな通商合意案を送付」などと、英国側も譲歩の可能性が見えるなど合意の期待感が高まっている。
英国議会では国内市場法案が下院で可決するなど、離脱協議合意の妨げになるような法案が進んでいることが、どのように影響するのかがポイントとなりそう。
国内市場法案については、本日と明日の2日間開催されるEUサミットで話し合われる模様。
本日と明日の2日間は、EUサミットと離脱協議が平行作業で行われ、注目度が高くなっていることからヘッドラインで大きく動く可能性が高いので要注目です。
2)景気対策法案
昨日も経済対策法案の進捗についてポジティブ・ネガティブ両方のヘッドラインが出てきて、米株は上昇・下降と振り回される展開となっています。
本日も経済対策法案について民主党とトランプ政権は容疑を継続することとなっており、ヘッドラインで株価が振り回される展開が予想されます。
また、注目は昨日のテレビ討論会を受けて、トランプ大統領とバイデン候補の支持率が差が開き、トランプ大統領が劣勢になっています。
株価上昇させて支持率を取り戻そうと思い、景気対策法案に合意する可能性があるので注目しています。
3)ISM製造業景況指数・PCEデフレーター
昨日のADP雇用統計は予想を上回る良い結果が出てきて、米景気の回復期待が大きくなっていることから、本日発表のISM製造業景況指数も期待感が高まっています。
ISM製造業景況指数が予想を上回る結果が出てくると米株上昇の要因となり、リスクオンに向かうのではないかと思われます。
また本日はPCEデフレーターも発表され、FRBが政策判断にPCEを見ていくと言っていたことから注目しておきたいと思っています。
◎本日のイベントスケジュール
10月1日(木曜日)
欧州連合(EU)首脳会議(ブリュッセル、2日まで)
英国と欧州連合(EU)の首席交渉官級による第9回協議(ブリ
香港・中国市場休場(国慶節・中秋節)
08:50 JPY 日銀短観
15:00 CHF スイスCPI(消費者物価指数)
15:30 SEK スウェーデン製造業PMI
16:00 EUR デコス・スペイン中銀総裁発言
16:50 EUR フランス製造業PMI(改定値)
16:55 EUR ドイツ製造業PMI(改定値)
17:00 EUR ユーロ圏製造業PMI(改定値)
17:30 GBP 英製造業PMI(改定値)
18:00 EUR ユーロ圏失業率
19:20 GBP ホールデンBOE外部理事発言
20:00 TRY トルコ政策金利決定会合議事要旨
21:30 USD PCEデフレーター・新規失業保険申請件数
22:30 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言
22:45 USD 米製造業PMI(改定値)
23:00 USD ISM製造業景況指数
10月2日(金曜日)
00:00 USD ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁発言
00:45 EUR レーンECB専務理事発言
04:00 USD ボウマンFRB理事発言
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